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◆西武7―1オリックス(19日、グッドウィルドーム) 勝利の立役者は誰の目にも明らかだ。ハイタッチでも表情を変えず、淡々とした態度がいかにも涌井らしい。完投は逃したが8回7安打1失点、9奪三振で両リーグ単独トップを快走する15勝目。その快挙にも「中島さんがマウンドに来て声をかけてくれるので、楽になりました」と打のヒーローをたたえる余裕があった。
横浜高の先輩、ロッテ・成瀬がデーゲームで完封勝利。ライバル心をくすぐられたが、涌井は「最後は集中力がなくなってきた。完封したかったけど、よかったかな」と122球に胸を張る。シュート、フォークで揺さぶり、主砲のローズを3三振に封じる完ぺきなゲームメーク。8回1死一、三塁の危機も犠飛だけの1失点。伊東監督が「安心して見ていられた」という安定感だった。
「松坂さんに追いつくには最低2ケタ完投」と誓ったのは1月、母校・横浜高での自主トレの時。12勝の昨季は7月以降が3勝と、夏バテ克服が課題だった。今季は交流戦以降、肩の疲労を考慮して登板日の2日前ブルペン調整から前日に変更、球数も半分にした。その代わり増やした走り込みがスタミナをアップ。10度目の完投は逃したが、リーグ最多の投球回164が成長を物語る。
日本ハムが敗れて自力優勝が復活。3位ソフトバンクに3差と迫った。「自分は優勝したいし、もっともっと勝ちたい」常勝時代を築いた80年代のブルー・ユニホームを着た若きエースに勝利への強い意欲がにじんだ。
参照元:スポーツ報知
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