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◆楽天2-1ソフトバンク(19日・フルキャスト宮城) 楽天がルーキー・永井怜投手(22)の好投と、選手会長・高須洋介内野手(31)のフルスタ初アーチで快勝。今季ソフトバンク戦12勝目で、球団初のカード勝ち越しにあと1勝と迫った。ソフトバンク・大隣とのルーキー対決に投げ勝った永井は、「同じ年の選手には、負けたくなかった」と会心の笑顔。先発では約3か月ぶりとなる5勝目で、ローテ定着に大きく前進した。
左翼席前で、ファンと喜びを分かち合う勝利のバンザイ。「ここで勝つのは初勝利(4月17日・ソフトバンク戦)以来ですからね」久しぶりに味わう歓喜の儀式に、永井は端正なマスクをほころばせた。先発白星も、5月22日のヤクルト戦以来、約3か月ぶり。苦悩の夏を過ごしたルーキーが、ようやくトンネルを抜けた。
ソフトバンクの希望枠左腕・大隣との投げ合い。「負けたくない」と燃えていたが、マウンドさばきは冷静だった。初回、先頭の本多に四球を与えると、その後はすべてセットポジションに切り替えた。
四球を連発して降板した12日のロッテ戦後、杉山投手コーチと話し合い、「自分はゴロを打たせる投手なんだ」と再認識。制球力優先で、徹底的に低めを突く投球が白星を呼んだ。8回に城所にソロを浴びてマウンドを降りたが、大隣には完勝。大学NO1の評価だった左腕に、勝ち星でも4つの差をつけた。
投手としては小柄な178センチの体だが、「夏には強いんで、体調管理も特に気にしていない」と胸を張る。球宴後、6連戦の連続によるコマ不足で先発に復帰したが、日程に余裕ができる9月になれば、またイスは減るが、もちろん譲る気はない。「真っすぐもいってるし、思ったところに投げられてる。状態はずっといいんです」このままシーズン終了まで、絶好調を維持してみせる。
参照元:スポーツ報知