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◆日本ハム0―2ロッテ(19日、札幌ドーム) 4万人を超える大観衆が球場を揺らしても、成瀬の心が揺れることはなかった。2―0とリードして迎えた9回。先頭の稲葉を打席に迎え、日本ハムファンが“稲葉ジャンプ”を繰り返す。札幌ドーム初体験の左腕は「びっくりした。それで抑えてやろうと燃えました」と、稲葉を三振に取ると後続も抑え三者凡退。プロ初の無四球完封で11勝目を挙げた。
流れを変えたくなかった。前日(18日)にチームは3点差を逆転勝ち。この試合も初回に先制した。「(勢いに乗るため)三振を取りたかった。残り少ない登板なので悔いを残したくない」と序盤から全力投球。5回までに7奪三振。最後はペースが落ちたものの5安打8奪三振で三塁を踏ませなかった。
借りを返したかった。4日の日本ハム戦(千葉マリン)では大量リードもあり、本塁打を浴びた6回まで2失点で降板。バレンタイン監督は「あとの3イニングは、(今後の)大事なところで投げてもらう分」と説明した。「休ませてくれた分を取り返すチャンス。最後は足がつらかったですけど」と成瀬。球数は今季最多の136球になったが、気力でグリンとの投手戦を制した。
これで日本ハム戦は今季3戦3勝。首位攻防戦の勝ち越しを決め、ゲーム差を4に縮めた。防御率1・70、勝率9割1分7厘、3完封は堂々の“3冠”だ。今季の1敗は交流戦の横浜戦でパ・リーグには昨年から10連勝中。このまま防御率1点台と勝率9割を維持すれば、2リーグ制後では1959年の杉浦忠(南海)以来48年ぶり2人目になる。「0点に抑えれば負けることはない。そういう投手になりたい」。逆転Vへ、左腕エースは負けない。
参照元:スポーツ報知
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