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◆西武15―5ロッテ(10日・西武ドーム) ウイニングボールを迷わずスタンドに投げ込んだ。「別に記念じゃないし、持ってても転がってるだけなんで」今季4試合目の登板で初勝利を挙げた涌井はクールだった。
6回3安打8奪三振2失点。「これまで3試合に比べたら全然調子は良くなかった。投げるバランスが悪かった」これまで打線の援護がない試合が多かった。それでも我慢強く投げてきた“ごほうび”を初回にもらった。2番・栗山から怒とうの5連打と「涌井のためだけに」と力を込めた女房役・細川の適時打で一挙5点。2回にはブラゼルの7号2ランが飛び出した。
3回にエースの意地を見せた。2点を奪われ、なお1死一、三塁。西岡、里崎から連続三振を奪った。直球、シュート、フォーク、スライダーと1球ごとに配球を変え、幻惑した。
今季2試合目の登板となった3月27日の日本ハム戦(札幌D)。同期のダルビッシュと投げ合い、0―1でサヨナラ負けした夜、「今年はこんなもんかな」とつぶやいた。4年目で初の開幕投手を務めた。エース級との投げ合いも増え、簡単には勝てない。それでも「厳しいとは思うけど自分が成長できる。それが逆に楽しくなってきた」と思えるようになった。
そのダルビッシュから試合後メールが届いていた。内容は明かさなかったが、「まあ別にアイツに負けた訳ではないので。2人ともいいピッチングが出来れば」と話した。ライバルに投げ勝った試合のウイニングボールを涌井は楽しみにしている。
参照元:スポーツ報知
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