スポンサードリンク
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
狙いを定めた。横浜はオフに入り、「来季は左の3番打者がどうしても欲しい」と、新外国人、トレードを含め獲得を目指していた。右打者は36本で初の本塁打王になった村田を始め、吉村も打率2割7分4厘、24本塁打でチーム2位の85打点を稼ぐなど成長。仁志、相川も安定感がある。それに比べて左打者は佐伯、石井の両ベテランが目を引く程度だ。
その上、外野手としても礒部は魅力的だ。今季、1年を通して外野の定位置を守ったのは中堅・金城だけ。チームリーグワーストの81失策も記録するなど、秋季キャンプでも守備力強化に重点を置いている。01年にベストナインを獲得するなど経験豊富なベテランが入れば、外野の一角を任せることができる。
楽天は、若手選手が力をつけ始めており、若返りを図る野村監督の戦力構想から礒部は外れているという。今季は123試合に出場。打率2割7分7厘、5本塁打、48打点と不本意なシーズンだった。本人は出場機会を求めており、FA移籍を視野に入れている。「肩と足は昔ほどじゃないかもしれないけど、それなりにやれる。バッティングは負けない」と自信もある。
横浜は09年での日本一という目標を掲げ、補強費も昨オフよりも、13億円(推定)上積み。その大型補強の第1弾として礒部獲得を目指す。
◆礒部 公一(いそべ・こういち)1974年3月12日、広島県生まれ。33歳。西条農―三菱重工広島から96年ドラフト3位で近鉄に入団。2005年に新規参入球団・楽天に移籍。01年にベストナインを獲得。通算成績は1257試合、打率2割8分3厘、97本塁打、504打点。174センチ、82キロ。右投左打。家族は妻と3女。
参照元:スポーツ報知