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◆楽天4―3ロッテ(9日・フルキャスト宮城) 楽天の山村宏樹投手(31)がロッテ戦で好リリーフ。今季6勝目を挙げた。同点の7回途中から3番手として登板し、1回2/3を無安打無失点。ロッテに傾きかけた流れを、ぐいっと引き戻す好投だった。8回、フェルナンデス内野手(32)の勝ち越し犠飛で、チームの連敗も3でストップ。先発、中継ぎ二刀流で活躍してきた右腕が、残り20試合もフル回転だ。
久々の勝ち星にも浮かれることはなかった。7回途中から登板の山村がサブローらロッテの主軸を手玉に取って6勝目。「とにかく、そのイニングを抑えることだけ考えていた。勝ち星はおまけみたいなものですよ」。表情は、セットアッパーとしての仕事を完遂した充実感に満ちていた。
野村監督が「山村は、ここのところ本当に調子がいいね」と自信を持って送り出した背番号16は、どこまでも冷静だった。同点の8回。一発のある先頭打者・大松を四球で出すが慌てない。「一番やっちゃいけないのは本塁打を打たれること。あとの3人でアウトを取ればいいと思っていた」。その後、自身の代名詞でもあるシュートを武器にわずか5球で3人を片付けた。
9試合連続の無失点だが、現状に満足はしていない。後半戦は中継ぎに定着も、先発へのこだわりがある。「今季は、このまま、リリーフでしょうけど、来年は若い子と競争したいですね」。残り試合もチームのため、そして自身の未来のため、背番号16はスコアボードに「0」を刻み続ける。
参照元:スポーツ報知
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