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パイレーツ・桑田真澄投手(39)3日、大阪市内で行われた日本高野連主催のスポーツ障害予防シンポジウム「熱闘の秘密」に早大・斎藤佑樹投手(1年)とともにパネリストとして出演した。
桑田は高校球児を前に、独自の野球理論を語った。4月で40歳になる右腕の、長い選手生命を支えるのは投球フォーム。桑田はこれに『共同募金の法則』を取り入れているという。
「1人で100万円出すより1億人で100万円を集める方が楽な募金のように、筋肉も1か所ではなく、すべてを少しずつ使う方がいい」という考えで、投げ方を研究し続けている。また、痛いのに無理して投げてはいけないことを強調。「僕は勇気をもって休むことを、動物から教わった。動物は痛いところがあれば、木陰でじっと休んでいる」という桑田らしい説明に、球児たちはうなずいていた。PL学園で清原(オリックス)と同級生になったことが、今の桑田の支えだという。「清原君と会えてよかった。力じゃかなわない。どうすれば対等に、さらに彼に勝てるのかと考えて、全身を使うしかないことがわかった」身長174センチ、体重80キロとプロ球界では小柄な右腕の野球理論は、盟友との出会いが生んだものだった。
◆地元でエール 桑田が地元ファンからの声援を受けた。この日、大阪市内で毎年恒例の八尾後援会主催パーティーに参加。ゲストとして登場したチャンバラトリオや「アホの坂田」こと坂田利夫からも、「本当に大ファンなんです」と熱いエールを受けた。「ありがたいこと。毎年たくさんの方々に応援していただいて」昨季に続くメジャー昇格を目指す右腕は、約200人集まった後援者たちに笑顔を見せていた。
参照元:スポーツ報知