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◆阪神2―1中日(28日、甲子園) 低空飛行の弾道が右翼フェンスを一気に越えた。1点を追う4回2死一塁。林は中田の初球、125キロのフォークをバットの芯でたたきつぶした。「直球に振り遅れないように考えていたら甘いフォークが来て対応できた。風がよかったんじゃないですか」右肩痛から復帰2試合目の長距離砲が、逆転の15号2ラン。チームの連敗を8で止めた。
つらい毎日だった。5月12日のヤクルト戦(神宮)で帰塁の際に右肩を故障。出場選手登録が抹消となる8月29日まで、痛み止めの注射を打ち続けた代償はあまりにも大きかった。「顔を洗う時も腕が上がらないし、寝ても痛みで目が覚めて…。シーズン中に戻れないと思ったけど、多くのファンレターに励まされました」懸命のリハビリを重ね、表舞台に帰ってきた。
頼もしい男の復活に、岡田監督が目を細めた。「2アウトから今岡(の四球)と林でなあ。あそこしか点が取れなかったわけやから」夏場以降に固定出来なかった5、6番打者のつながりに手応えを口にした。通算1勝8敗と苦手にしてきた中田に土をつけ、2001年以来、6年ぶりに中日に勝ち越し。クライマックスシリーズに向け、明るい材料が出てきた。
「ここで野球が出来るのは本当に幸せ。日本一になれるように頑張ってやっていきたい」とお立ち台で誓いを立てたスラッガー。豪快なフルスイングが猛虎の切り札となりそうだ。
参照元:スポーツ報知
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