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レッドソックス・松坂大輔投手(27)が21日、米国から倫世夫人ら家族とともに、成田空港着の全日空機で帰国した。移籍1年目で15勝12敗の成績を残し、ワールドシリーズ優勝を成し遂げての約10か月ぶりの凱旋。「堂々と帰ってこられることができてよかったと思います」と胸をなで下ろした。
米ロサンゼルスを経由してフライトでは一睡もせず、日本が近づくにつれて「緊張感がありました」と言う。やや疲れた表情ながら、空港内で臨んだ約20分間の会見では、笑顔を見せながら「ここ何年かで一番、いいことも悪いことも出た濃密な一年でした」と振り返った。浮き彫りになった来季の課題についても「すべての球種において、制球力が大事だと痛感させられた。来年はしっかり対応できると思う」と話した。
2年目の来季はチームがアスレチックスと3月25、26日に東京ドームで開幕戦を行う。ただ、倫世夫人が米国で予定している第2子出産の時期と重なり、怪物右腕の凱旋登板を危ぶむ声も出ている。しかし、松坂は「もちろん出たいですし、(日本に)来るつもりでいます」と言い切った。出場に前向きな姿勢を見せる一方で、「(出産の時は)絶対に一緒にいたいです。2人目は予定より早く生まれるとも聞いていますから」と話した。
来季からは同じア・リーグのインディアンスに小林雅が移籍してくる。会見で初めてニュースを知った様子の松坂は、「マサさんはもちろんクローザーをやりに来ると思う。(米国では)みんなで頑張りたいですね」とエール。11月中は静養に努め、12月から自主トレを再開。真価の問われる2年目に向け、早くもスタートを切る。
参照元:スポーツ報知