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◆オリオールズ1―7ヤンキース(20日・ボルティモア) ヤンキースの松井秀喜外野手(33)がオリオールズ戦に「5番・DH」で出場し、4回に貴重な追加点を呼ぶ適時二塁打を放ってチームの連敗を3で止めた。6回にアレックス・ロドリゲス内野手(32)が右太ももを痛めて途中退場。次戦の出場は微妙な状況で、ゴジラが22日のホワイトソックス戦から今季初の4番に抜てきされる可能性が高まった。
37分間の降雨中断を2度挟んだ試合を制し、松井はベンチからマウンドへと駆け寄った。「スイープされなかったという意味では大事な勝ち」。同一カード3連敗の阻止に貢献した背番号55は、ナインと4日ぶりの勝利をたたえ合った。
前日の6番から5番に復帰して快音を響かせた。1点を先制した直後の4回、1死二塁。136キロ直球を右中間へはじき返す適時二塁打。先発トラクセルには過去10打数無安打。天敵からの初安打は5試合ぶりとなる打点のおまけがついた。今季打率3割のナイターに対し、デーゲームは打率4割。太陽の下でスイングは鋭さを増している。
6回、アクシデントがヤ軍を襲った。ロドリゲスが三ゴロで一塁に走った際に右太ももの前部を痛め、そのまま退場。Aロッドは「高校時代に痛めたことのある個所。痛みと張りがある」と話し、ジラルディ監督は「簡単なものではない。明日の状態を見てみないと」と今後の起用に慎重な姿勢を見せた。
主砲欠場となれば、昨年の4番経験者で今季好調を持続する松井が代役として指名される可能性は高い。手術した右ひざは「まだ完ぺきでない」状態だが、「例年以上に気をつけている」という体調管理でコンディションは上々。「Aロッドがいるのといないのでは違う。誰も代わりはできない」というものの、候補の筆頭に名前が挙がるのは間違いない。4番に抜てきされれば、決勝アーチを放ってチームを勝利へ導いた昨年7月5日のツインズ戦以来となる。
試合後は次の遠征地シカゴではなく、ニューヨークへと戻った。開幕からの20連戦を終えたが、1日の休養日を挟んで22日からは13連戦が始まる。愛妻の元でつかの間の休息を取り、再び試合漬けの日々に出る。
参照元:スポーツ報知