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◆阪神5-3オリックス(23日・安芸) オープン戦が23日に開幕した。2試合が行われ、高知・安芸市では3年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神がオリックスを5―3で下した。宮崎・都城市では広島が5年ぶりの日本一奪回を狙うソフトバンクに4―1で快勝した。
できたばかりのヒッティングマーチに乗って、広島からFA移籍した新井貴浩内野手(31)に待望の「虎初安打」が生まれた。オリックスとのオープン戦初戦の4回無死一、二塁。カウント1―2からの外寄りのシュートをバットを折りながらも左前に運んだ。「まあまあっすね。(初ヒットで)楽になる? 変わらないですよ」クールに振る舞ったが、その顔には安堵(あんど)の色が浮かんだ。
紅白戦、練習試合を合わせて8打席目で、ようやく結果が出た。調整段階だけに「開幕して1本出たら、ホッとするでしょうけど…」と、まだまだ納得はしていない。それでも、満塁に好機を広げて、勝負強さをファンに示した。
新井に刺激されて、続く今岡が右中間へ先制の2点二塁打。球団新記録となる147打点を挙げて打点王に輝いた2005年をほうふつとさせる勝負強さを発揮し「今年はこういう(得点圏での)プレッシャーをはねのけることに取り組んでいるんでね」と充実感を漂わせた。
すると今度は新井が足で魅せた。今岡の二塁打で三進し、葛城の遊ゴロで本塁に猛然とスライディング。相手の野選を誘って3点目を呼ぶ好走塁に観客は大喜び。「オープン戦でも盛り上がっていますね」早くも虎党の心をつかんだ。
2人の相乗効果による打線のつながりに、岡田監督も「今岡の足(の遅さ)とか考えたら、ランナーがたまったところで打たせた方がええやろ」と08年型クリーンアップの青写真を公開。3番・新井、4番・金本、5番・今岡の布陣でV奪回へ挑む覚悟を固めた。
参照元:スポーツ報知