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侍JAPANが「3戦必勝」ローテで東京ラウンドを突破する。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・原辰徳監督(50)は27日、現時点で「第4の先発」は決めていない方針を明かした。第2戦で対戦が濃厚な韓国戦に敗れた場合、第4戦を戦うことになるが、3戦全勝で1位通過することを大前提に、ダルビッシュ、松坂、岩隈の順でローテーションを組んだ。万が一、4戦目がある場合には「状況に応じて起用する」とし、総力戦で乗り切る構えだ。
とにかく、何が何でも「3戦必勝」だ。東京ラウンドの戦略を問われ、原監督が語気を強めた。「4戦目の先発は決めていない。もしそうなったら考えること。その時の状況に応じて起用すればいい」と現時点では「第4の先発」を決めていないことを明かした。指揮官のセリフからは、一直線にアメリカに渡る決意がにじんだ。
東京ラウンドは3月5日に開幕する。第1戦の中国戦はダルビッシュを先発に送り、完勝が予想される。第2戦は、韓国と台湾の勝者で、そこで勝てば第2ラウンド進出が早くも決まる。だから指揮官は「世界のエース」と評する松坂に託した。これまでも2戦目については「韓国、台湾のどっちだっていい。出し惜しまず、そこに集中して勝つことが大事」と最重要視していた。
第2戦必勝プランとしては、25日のオーストラリア戦でも5連続三振を含む圧巻の投球を披露した左のエース、杉内を「第2先発」で投入する見込み。左右の豪華リレーを柱に、調子のいい投手をドンドンつぎ込むことで、宿敵・韓国が予想される7日の大一番を勝ち抜く。そして第3戦は、昨年21勝で沢村賞に輝いた岩隈先発で“3タテ”をもくろんでいる。
しかし、仮に第2戦に負けると、ここから8、9日と3連戦となり、4戦目を戦わなければならないが、現時点では机上の空論だ。敗戦を想定し、出し惜しみして戦ったのでは意味がない。第2戦を落としても、第3戦に勝てば東京ラウンド突破は決まる。「3戦必勝」が大前提なのもこのためだ。「とにかく勝つのが一番の目的。リリーフの球数制限もあるし、どういう状況になるか先が見えない」と柔軟に対応。有事となる「第4戦」は総力戦で乗り切る構えだ。
この日は午後6時から東京Dで約2時間の全体練習を行った。28日の西武戦(東京D)からは終盤の接戦を想定したサインを出し、侍ジャパンは本格的な「実戦」モードに突入する。「きょうもチームとして積み上げたものがある。あすも積み上げ、時間を無駄に使わずに強いチームをつくり上げたい」気負いやおごりはまるでない。自然体の表情が頼もしかった。
◆2連勝で勝ち上がり決定 第1回大会の1次リーグ、2次リーグは3試合総当たりだったが、今回は変則的なトーナメントで2勝すれば次のラウンドに勝ち上がれるシステム。そのため、1回戦の勝者同士がぶつかる試合で、勝ったチームは、その時点で勝ち上がり決定。その試合に敗れたチームよりも1試合少なくてすむだけに、第2戦勝利はその後の戦いを左右する一戦となる。
◆ライバル国の近況
【中国】 北京五輪では台湾から「歴史的初勝利」を挙げるなど、着実に力をつけている。07年途中までオリックスで指揮を執ったコリンズ監督が就任し、采配にも注目が集まる。日本プロ野球からは、朱大衛投手(西武)と横浜の育成2選手が出場する。米フロリダ州・タンパで合宿を行ったチームは、27日に来日。28日に巨人と、1日に西武と強化試合を行う。
【韓国】 06年の第1回大会4強入りに貢献した朴贊浩投手(フィリーズ)、李承ヨプ内野手(巨人)と投打の柱が辞退したが、北京五輪で金メダルを獲得したメンバー24選手のうち16人が入った。今大会では若手選手への「兵役免除」が適用されないが、多くの選手が北京五輪で恩恵を受けている。チームは16日から、米ハワイ州で合宿を行っており、韓国プロ野球のハンファと3試合の練習試合を戦い2勝1分けだった。1日に来日する予定。
【台湾】 エース候補だった王建民(ヤンキース)や陳偉殷(中日)ら、多くの選手が辞退。今回のメンバーのうち米国でプレーしている選手は、いずれもマイナー在籍組ばかりで、ベストの布陣を組めなかった。前回大会でも主軸を務めた林威助(阪神)が、中軸を任されることが濃厚で、若手の柱となりそうだ。チームは豪州で合宿を行い、地元のクラブチームなどと練習試合を行い、通算2勝6敗1分けと負け越した。
参照元:スポーツ報知
とにかく、何が何でも「3戦必勝」だ。東京ラウンドの戦略を問われ、原監督が語気を強めた。「4戦目の先発は決めていない。もしそうなったら考えること。その時の状況に応じて起用すればいい」と現時点では「第4の先発」を決めていないことを明かした。指揮官のセリフからは、一直線にアメリカに渡る決意がにじんだ。
東京ラウンドは3月5日に開幕する。第1戦の中国戦はダルビッシュを先発に送り、完勝が予想される。第2戦は、韓国と台湾の勝者で、そこで勝てば第2ラウンド進出が早くも決まる。だから指揮官は「世界のエース」と評する松坂に託した。これまでも2戦目については「韓国、台湾のどっちだっていい。出し惜しまず、そこに集中して勝つことが大事」と最重要視していた。
第2戦必勝プランとしては、25日のオーストラリア戦でも5連続三振を含む圧巻の投球を披露した左のエース、杉内を「第2先発」で投入する見込み。左右の豪華リレーを柱に、調子のいい投手をドンドンつぎ込むことで、宿敵・韓国が予想される7日の大一番を勝ち抜く。そして第3戦は、昨年21勝で沢村賞に輝いた岩隈先発で“3タテ”をもくろんでいる。
しかし、仮に第2戦に負けると、ここから8、9日と3連戦となり、4戦目を戦わなければならないが、現時点では机上の空論だ。敗戦を想定し、出し惜しみして戦ったのでは意味がない。第2戦を落としても、第3戦に勝てば東京ラウンド突破は決まる。「3戦必勝」が大前提なのもこのためだ。「とにかく勝つのが一番の目的。リリーフの球数制限もあるし、どういう状況になるか先が見えない」と柔軟に対応。有事となる「第4戦」は総力戦で乗り切る構えだ。
この日は午後6時から東京Dで約2時間の全体練習を行った。28日の西武戦(東京D)からは終盤の接戦を想定したサインを出し、侍ジャパンは本格的な「実戦」モードに突入する。「きょうもチームとして積み上げたものがある。あすも積み上げ、時間を無駄に使わずに強いチームをつくり上げたい」気負いやおごりはまるでない。自然体の表情が頼もしかった。
◆2連勝で勝ち上がり決定 第1回大会の1次リーグ、2次リーグは3試合総当たりだったが、今回は変則的なトーナメントで2勝すれば次のラウンドに勝ち上がれるシステム。そのため、1回戦の勝者同士がぶつかる試合で、勝ったチームは、その時点で勝ち上がり決定。その試合に敗れたチームよりも1試合少なくてすむだけに、第2戦勝利はその後の戦いを左右する一戦となる。
◆ライバル国の近況
【中国】 北京五輪では台湾から「歴史的初勝利」を挙げるなど、着実に力をつけている。07年途中までオリックスで指揮を執ったコリンズ監督が就任し、采配にも注目が集まる。日本プロ野球からは、朱大衛投手(西武)と横浜の育成2選手が出場する。米フロリダ州・タンパで合宿を行ったチームは、27日に来日。28日に巨人と、1日に西武と強化試合を行う。
【韓国】 06年の第1回大会4強入りに貢献した朴贊浩投手(フィリーズ)、李承ヨプ内野手(巨人)と投打の柱が辞退したが、北京五輪で金メダルを獲得したメンバー24選手のうち16人が入った。今大会では若手選手への「兵役免除」が適用されないが、多くの選手が北京五輪で恩恵を受けている。チームは16日から、米ハワイ州で合宿を行っており、韓国プロ野球のハンファと3試合の練習試合を戦い2勝1分けだった。1日に来日する予定。
【台湾】 エース候補だった王建民(ヤンキース)や陳偉殷(中日)ら、多くの選手が辞退。今回のメンバーのうち米国でプレーしている選手は、いずれもマイナー在籍組ばかりで、ベストの布陣を組めなかった。前回大会でも主軸を務めた林威助(阪神)が、中軸を任されることが濃厚で、若手の柱となりそうだ。チームは豪州で合宿を行い、地元のクラブチームなどと練習試合を行い、通算2勝6敗1分けと負け越した。
参照元:スポーツ報知
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