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◆高校野球秋季東北大会第4日 ▽準決勝 花巻東3―5光星学院(13日・愛島球場) 準決勝が行われ、一関学院(岩手)と光星学院(青森)が勝利、来春のセンバツ出場を確実にした。一関学院は延長14回、利府(宮城)の守備のミスで3―2のサヨナラ勝ち。06年と今春に希望枠で出場したが、決勝初進出で一般枠での出場を確定的とした。光星学院はエース右腕の下沖勇樹(2年)が3失点完投、けがを押して出場の小野寺翼(2年)が適時打を放つなど、6―3で花巻東(岩手)を退けた。
吠(ほ)えた。光星学院の下沖は勝った瞬間、腹の底から勝利の雄たけびをあげた。「疲れていたけど気持ちで投げた。相手も(菊池)雄星が投げていた。勝ちたい気持ちが強かった」3年ぶりのセンバツがかかった大一番。最速145キロ右腕にとって、好敵手と意識する花巻東のMAX149キロ左腕・菊池に投げ勝ったことに意味があった。
連投による疲労も顧みず、命綱のストレート主体に力で押した。初回2死二、三塁といきなりのピンチにも、直球で空振り三振。2回に1失点しても集中力を切らさず徐々に調子を上げた。「調子は良くなかったが、尻上がりに良くなった」と金沢成奉監督(41)も目を細めた。
エースの気迫に応えたのが負傷をおして強行出場した6番・小野寺だ。前日の聖光学院戦の4回に顔面直撃の死球を受け、救急車で病院に運ばれた。だが左ほほを大きく腫らしながら、フェースガードをつけて打席に立った。3回、同点に追いつきなお2死一、三塁では初球のカーブを強振。左越えに勝ち越しの二塁打を放った。「ここが勝負だと思った。顔の痛み? ありません。出してもらっている以上、全力でやらなければならない」と恐怖心を克服して試合を引っくり返した。
夏の県大会では決勝で0―4と青森山田に完敗。その試合に先発した下沖は5回途中降板。「自分が投げて3年生の最後の大会に負けた」と敗戦の責任を一身に背負った男は、練習用の帽子に「もう負けられない」と書き込んでこの日を待った。そう話す教え子を熱血監督は絶賛。「しんどい試合だった。だが子供たちがすごく成長した」。やるべきことはあと1つ。12年ぶりに秋の東北を制して強さへの自信を確信に変えることだけだ。
◆花巻東の149キロ左腕菊池、完投報われず
花巻東のプロ注目の149キロ左腕が敗れ去った。先発の菊池雄星(2年)は9回11安打6失点。光星学院の下沖とのエース対決に敗れた。「岩手出身の下沖君には負けたくなかったんですけど…。本当に悔しい」と大粒の涙を流した。センバツ出場は絶望的となったが「スピード、変化球、コントロール、精神力で誰にも負けない投手になる」と夏に向けて成長を誓った。
参照元:スポーツ報知
吠(ほ)えた。光星学院の下沖は勝った瞬間、腹の底から勝利の雄たけびをあげた。「疲れていたけど気持ちで投げた。相手も(菊池)雄星が投げていた。勝ちたい気持ちが強かった」3年ぶりのセンバツがかかった大一番。最速145キロ右腕にとって、好敵手と意識する花巻東のMAX149キロ左腕・菊池に投げ勝ったことに意味があった。
連投による疲労も顧みず、命綱のストレート主体に力で押した。初回2死二、三塁といきなりのピンチにも、直球で空振り三振。2回に1失点しても集中力を切らさず徐々に調子を上げた。「調子は良くなかったが、尻上がりに良くなった」と金沢成奉監督(41)も目を細めた。
エースの気迫に応えたのが負傷をおして強行出場した6番・小野寺だ。前日の聖光学院戦の4回に顔面直撃の死球を受け、救急車で病院に運ばれた。だが左ほほを大きく腫らしながら、フェースガードをつけて打席に立った。3回、同点に追いつきなお2死一、三塁では初球のカーブを強振。左越えに勝ち越しの二塁打を放った。「ここが勝負だと思った。顔の痛み? ありません。出してもらっている以上、全力でやらなければならない」と恐怖心を克服して試合を引っくり返した。
夏の県大会では決勝で0―4と青森山田に完敗。その試合に先発した下沖は5回途中降板。「自分が投げて3年生の最後の大会に負けた」と敗戦の責任を一身に背負った男は、練習用の帽子に「もう負けられない」と書き込んでこの日を待った。そう話す教え子を熱血監督は絶賛。「しんどい試合だった。だが子供たちがすごく成長した」。やるべきことはあと1つ。12年ぶりに秋の東北を制して強さへの自信を確信に変えることだけだ。
◆花巻東の149キロ左腕菊池、完投報われず
花巻東のプロ注目の149キロ左腕が敗れ去った。先発の菊池雄星(2年)は9回11安打6失点。光星学院の下沖とのエース対決に敗れた。「岩手出身の下沖君には負けたくなかったんですけど…。本当に悔しい」と大粒の涙を流した。センバツ出場は絶望的となったが「スピード、変化球、コントロール、精神力で誰にも負けない投手になる」と夏に向けて成長を誓った。
参照元:スポーツ報知
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