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日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が22日、日本シリーズ(27日開幕)での“リベンジ”を誓った。第1戦の先発が予想されるエースの脳裏に、苦い経験は刻まれていた。昨年10月21日の日本シリーズ第1戦(ナゴヤドーム)。「ウッズに余計なフォアボールを出しましたね」竜の大砲を警戒しすぎて崩れ去った。 当時20歳の右腕は初回を3者凡退に斬ったが、2回先頭のウッズに四球。マウンドの土を蹴り上げたエースはその後、ピンチを広げて谷繁に先制の2点適時打を浴びた。6回5四死球3失点で先勝を許し、レギュラーシーズンから続いていた自身の連勝も「11」で止まった。 日本ハムの中日戦は昨年のシリーズが4勝1敗、今年の交流戦も3勝1敗と勝ち越したが、その2つの敗戦はともにダルビッシュが負け投手。プロ入り後、計4度の中日戦で28回2/3を投げ、16四死球と制球難に苦しんだ。それでも、22日に札幌ドームでの全体練習に参加した右腕は、「今年は普通に攻めていけると思います」と自信ありげに話した。プロ3年目の今季は、1試合平均の与四死球数も昨年の4・2個から2・7個に減少。伝家の宝刀・ツーシームの制球も安定し、バッテリーを組む鶴岡も「あいつが一番成長したのはコントロール」と認めた。 中日戦は今年のオープン戦を含め、ここ4戦連続で川上と激突し、対戦成績は1勝2敗。ダルビッシュは、今回も初戦で対決する可能性がある竜のエースに対して「勝ちたいっすね」と闘志をあらわにした。21歳となったダルビッシュが、完全無欠の投球を披露する。 ◆稲葉狙えるぞ!2年連続MVP 稲葉が2年連続MVPに色気を見せた。昨年は2本塁打7打点の猛打を披露したが、今年も相手が同じ中日となれば期待は十分。打者で2年続けてMVP獲得となれば69、70年の長嶋(巨人)以来、2人目の快挙となる。約30分間の特打を行って調整した今季の首位打者は「長嶋さん以来? 比較しないでよ」と苦笑いを浮かべながら、「可能性は(取るか取らないか)50%はあるからね」と不敵に笑った。 ◆23日紅白戦 バントもOK 日本ハムは23日、日本シリーズ前としては唯一の紅白戦を行う。1、2戦目の先発が予想されるダルビッシュ、グリンを除く全投手が登板予定だ。また、この日はDH制がないナゴヤドームでの試合を想定して、先発陣がバント練習を行った。ダルビッシュは「バント? コツはつかみましたよ」と笑顔だった。 参照元:スポーツ報知
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