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日本ハムの中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が19日、初めて外野守備のノックを受けた。これまで三塁、一塁、投手の練習をこなした同選手に対し、梨田昌孝監督(54)は4ポジションの練習継続を指示。パワフルな打力を生かすため「4刀流」で開幕スタメンを目指す。
前へ後ろへボールを追った。フリー打撃を終えると中田は左翼のポジションについた。1球目は目測を誤り、後ろに下がったあと目の前にポトリと落ちた。その後はスライディングキャッチを見せるなどまずまずの“外野デビュー”。中田は「高校の時やっていたし、内野よりはできるかな。ボールがはねる危険もない。並くらいはできますよ」と自信を見せていた。
突然の梨田監督からの指令だった。「打力は魅力だし、いろいろ挑戦させることは大事」と指揮官はこの日、中田が投手として投げないときは高校3年まで守っていた外野を試した。「ひとついいプレーもあった。今後も練習させてコーチの評価も聞いてみてね。(外野を守れれば)使いやすさが出てくる」とそれなりの手応えは感じていた。
この日もフリー打撃では44スイング中12本のサク越え。キャンプ初日からのサク越えは100本を突破(計108本)した。平野打撃コーチは「あのスイングなら1年間出場すれば数字は残せる。ただ守るところがないと試合に出られない」と外野挑戦が開幕スタメンの近道であることも認めている。
すでに外野用グラブも発注した怪物は「どこか固定してできるところを見つけていかないと」と意欲を見せている。自慢の打力だけでなく、守りにも磨きをかけ、開幕スタメンをつかみ取る。
◆20日は一塁かDH ○…梨田監督は起用法について、「ダルが投げる時はサードでは使わない」と断言した。20日の練習試合の韓国LG戦(名護)にスタメン出場ならば、一塁かDHが濃厚となった。また、中田の疲れも考慮、代打か途中出場の可能性もある。中田は「代打ならそこだけに集中できる。守ることを忘れられるんで、打つだけッス」と前向きだった。
参照元:スポーツ報知