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◆ソフトバンク紅白戦 白組5―0紅組=8回裏1死終了、特別ルール=(19日・アイビースタジアム) ソフトバンクの大学・社会人ドラフト1巡目ルーキーの大場翔太投手(22)=東洋大=が19日、紅白戦に初登板し、先発で3回を1安打無失点、2奪三振の快投を披露した。MAX149キロをマークした新人離れの右腕に対し、王貞治監督(67)は開幕投手候補に指名。さらに24日のオープン戦の巨人戦(宮崎)で、度胸試しのデビュープランを明かした。
007警戒 頑丈さを物語る半袖姿で、大場の快投ショーが始まった。伸びのあるストレートは、MAX149キロを計測すると、スライダー、チェンジアップ、フォークの変化球の切れ味も抜群。「安定している。さすが大学日本一の投手」ネット裏で目尻を下げる王監督とは対照的に、他球団007の表情が徐々に険しくなった。
予定の3イニングは、9人目の打者・山崎に二塁内野安打を許したものの、1安打無失点。無四球とほぼ完ぺきな内容だった。「きょうは思い通りの投球が出来て良かった。とにかくストライク先行で打たせて取ろうと思った」。最後も落ち着いて川崎を三邪飛に仕留めると、軽く両手をたたき、さっそうと実戦デビューを終えた。
スタンドに陣取った他球団の偵察隊も「当然、先発ローテに入ってくる」(中日・安田スコアラー)と、改めて警戒感を強めた。2奪三振はいずれも変化球で、「速い球を待っていても、スライダーやフォークが初球からくる」(ロッテ・吉岡スコアラー)と、予想以上の投球の幅の広さを指摘した。
王監督の評価も絶大だった。話題が、3月20日の楽天との開幕戦(福岡ヤフードーム)に触れると「そういうこともあり得る。開幕はプレッシャーがかかるので、なるべく楽なところから使いたいが、あとはチーム事情」と、大役を任せる可能性まで明言。さらに、「巨人戦は度胸をつけるにはいいチャンス。杉本(投手コーチ)と明日にでも話し合う」と24日のオープン戦、巨人戦(宮崎)での対外試合デビューを示唆した。
「順調です」と声を弾ませた鉄腕。開幕ローテ入りどころか、さらに上の段階まで夢が広がってきた。
参照元:スポーツ報知