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日本ハムの高校生1巡目・中田翔外野手(18)=大阪桐蔭=が、プロ最初のハードルを越えた。9日、千葉・鎌ケ谷のファイターズタウンで他の新人とともに約2時間の初練習。懸念された木製バットへの対応力を見せた。室内練習場でティー打撃を行い、見守った水上善雄2軍監督(50)からは早くも「落合、清原級」の評価を得た怪物。キャンプでプロ仕様の打撃を披露する日が楽しみだ。

 熱い気持ちを感じさせる真っ赤なトレーニングウエアに身を包み、中田は昼前に勇翔寮から姿を見せた。グラウンドで軽いランニングとキャッチボールを終えると、室内練習場へ向かった。高校生3巡目の津田(倉敷)にトスを頼み、大阪桐蔭の先輩であるロッテ・西岡から譲り受けた黒の木製バットを手に、ティー打撃を56スイング。約10分間、乾いた破裂音を響かせた。

 わずかの時間で、「これはものが違う」と舌を巻いたのは「落合を知る男」だった。視察に訪れた水上2軍監督だ。「バットと球がくっついてる時間が長い点が(落合らと)共通している」と説明。「振ってから球が出て行くさまがすごくいいな」と続け、大器の片りんを感じ取った。

 水上2軍監督は現役時代、入団以来8年連続20本塁打以上の「ミスターロッテ」有藤通世(野球評論家)、球界唯一の3冠王3度を達成した落合博満(中日監督)をチームメートとして見てきた。敵としては86年に高卒新人の最多本塁打記録(31本)を作った西武・清原(オリックス)と戦った。大打者3人と比較して、中田の才能を絶賛した。

 金属バットを使い続けてきた高卒新人が「プロの壁」として最初にぶつかるのが、木製バットへのチェンジ。中田も「金属は多少詰まってもスタンドに持っていけるけど、木は詰まったら詰まった分だけ飛ばない」と危機感を口にする。だが、飛距離がダウンする可能性について、水上2軍監督は「飛ぶようなスイングをしている。プロの配球に慣れて、あの通りに打てれば30本は打てると思う。体も相当なキレがあるしね」と不安を一蹴した。

 絶賛の嵐を伝え聞いた中田は「自分はまだまだですけど、そう言ってもらえるのはありがたいこと。思ってもらえる以上の結果を残して、期待に応えたい」と力を込めた。商売道具の木製バットは、「いろいろなものを試して、1日も早く自分に合うのを見つけたい」と試行錯誤を繰り返しているというから、手に合うものが見つかった場合は、どこまで飛ばすか楽しみさえ感じさせる。

 この日は、先輩たちの様子をながめながらの「始動」ならぬ「試動」だったが、「見てて自分自身の勉強にもなる。その意味では良い練習ができた」と満足げに振り返った。謙虚な新人に、プロの先輩たちが熱視線を送っていたことも事実。怪物の打棒が明らかになる日を、誰もが楽しみにしている。

 ◆水上 善雄(みずかみ・よしお)1957年8月9日、神奈川県生まれ。50歳。桐蔭学園から75年ドラフト3位でロッテ入団。79年、正遊撃手定着。端正な顔立ちと長髪で人気者に。79年から3年連続リーグ最多犠打。80年にダイヤモンドグラブ、87年はベストナインに輝く。90年に広島、91年にダイエーに移籍し、92年に引退。07年は日本ハムの2軍内野守備走塁コーチ。通算成績は1546試合で打率2割4分4厘、105本塁打、450打点。184センチ、80キロ。右投右打。

参照元:スポーツ報知

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