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◆日本ハム5-3ヤクルト(6日・札幌ドーム) ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー・佐藤由規投手(18)=仙台育英=は6日、日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)に3番手として登板。中田翔内野手(18)=大阪桐蔭高=との対決はオール直球勝負で空振り三振に仕留めたが、2回を投げ8安打5失点と炎上した。
望み通りの真っ向勝負でも、中田はバットに当てることもできなかった。3度の空振りは、どれも真ん中付近のコース。「速かったッスね。すごく伸びてたと思う」結局、6回のこの打席限りで途中交代を命じられ、試合後の勝利のハイタッチにも笑顔はなかった。甘い球を見逃し続けた前日(5日)を反省し、積極的なスイングに出たが「佐藤に限らず(球に)遅れていることが多い」とバットはことごとく空を切った。3打席無安打2三振。他の打陣は、あっさりと由規を攻略したとあって、中田の不振が浮き彫りとなった。
こんなはずではなかった。この日、新入団選手紹介が行われ、他の高卒新人も札幌ドームに合流。同い年との対面に自然と表情はなごんだ。気分良く臨んだ試合前の練習でのフリー打撃では3連発を含む8発のサク越え。「球場の距離感も徐々につかめてきた」と自信を見せていた。
2日連続で母・香織さん(44)がスタンド観戦したが、本拠地の2試合は計7打数無安打4三振。これでプロ入り後、自己ワーストに並ぶ9打席連続無安打となった中田は試合後、スイングをビデオでチェックしたが「何で振り遅れているか、自分でも分からない。他人にも『調子よかった時と明らかにタイミングが違う』と言われたし」と首をひねった。目標とする開幕スタメンへ、怪物が正念場を迎えた。
参照元:スポーツ報知