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楽天のリック・ショート(35)、ホセ・フェルナンデス(33)両内野手が15日、久米島キャンプに合流した。オフも休まずにトレーニングを続け、4キロ減のスリムなボディーで来日したリックは「今年は盗塁にもチャレンジする」と鈍足返上をアピール。昨年は22本塁打と不発に終わったフェルナンデスは「今年は80本打つ」と宣言した。
「体が軽くなった分、速く走れると思う。今年は盗塁にもチャレンジする」昨年はわずか2つ、日本での3シーズンで計10盗塁しか記録していないリックが、快足ランナーへの変身を約束した。
ゲッソリとこけたほおに鋭い眼光、引き締まったボディー。オフの間、米イリノイ州の自宅周辺で週6日のペースでトレーニングを続けた。「ランニングを増やしたら、4キロくらい減った。もちろんパワーは維持してるよ」初日から室内でのフリー打撃で快音を連発するなど、仕上がりの早さをうかがわせた。
昨年はリーグ2位の3割3分をマークしたが、本塁打は4本。年齢的に長打力は伸ばせないが、ダイエットによるスピードアップは、野村監督が望む機動力野球にフィットするはず。「個人のタイトルよりも、まずチームが勝つこと」と、今季もフォア・ザ・チームに徹する考えだ。
一方のフェルナンデスは、野村監督から「オーバーウエートだろ」と疑われるほど、ややポッチャリ状態。それでも、1月下旬まで母国ドミニカのウインターリーグでプレーしており、ブランクはほとんどない。昨年は同じ合流初日に「70本打つ」と豪語しながら、22本塁打に終わった。それでも「もう終わったこと」と超前向きなラテン系。「今年の目標? 80本かな」と笑顔で世界新記録宣言をぶち上げた。
初日の様子を見た橋上ヘッドコーチは「2人とも、それほど仕上げに時間はかからないだろう」とひと安心。両助っ人とも、1軍キャンプ終了後も2軍とともに久米島に残り、3月1日のロッテ戦(長崎)からオープン戦に参加する予定だ。
参照元:スポーツ報知