スポンサードリンク
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
◆巨人紅白戦 白組7-4紅組(15日・サンマリン宮崎) 巨人のマーク・クルーン投手(34)が15日、サンマリンスタジアムで行われた紅白戦で初の実戦登板し、貫録の「3Kデビュー」を果たした。白組の2番手としてマウンドに上がり、1回を2安打1失点の内容。最速148キロの直球にフォーク、スライダーを織り交ぜ、アウトはいずれも伝家の宝刀フォークによる空振り三振で奪った。
先頭・ゴンザレスに対するカウント2―1からの6球目。フォークで三振に斬って取ると、客席からは感嘆の声が漏れた。この日は直球とフォークのコンビネーションを中心に22球。このキャンプから挑戦中の高速スライダーも4球試して手応えも感じたが、要所では140キロ台中盤の高速フォークで確実に空振りを奪った。
「きょうは結果じゃなくて、自分がどの位置にいるのか確かめたかったんだ」と自らの調整の進み具合を確認するため、志願登板だったことを明かした。
周囲がヒヤリとする場面もあった。2死三塁から、木村拓の痛烈な打球が左手首を直撃。直後は痛みを抑え切れずにグラブを脱ぎ捨て、ベンチに下がったが、すぐに再登板。1点こそ失ったが、円谷をフォークで三振に仕留めた。「修正したり後退するようなことではないよ」と試合後はアイシング治療だけを行い、大事には至っていないことを強調した。
試合を観戦した原監督も安心した様子だった。「148キロ? まだまだ発展途上ですよ。彼の中では50%。この時期にゲームで投げる意欲を評価したい」と、早くも実戦登板できる段階にさしかかっていることを高く評価した。徐々にアクセルを踏み込んで、最速161キロのストレートに磨きをかけていく。
参照元:スポーツ報知