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◆日本ハム1―0オリックス(22日・札幌ドーム) 1点でも大丈夫。ダルビッシュは巨大な壁となってオリックス打線に立ちはだかった。最終回は制球を乱し、満塁まで追い込まれたが、耐え抜いた。「最後は楽しませた? わざとですよ」心憎いコメントに札幌ドームは沸き、ゼロが並んだスコアボードが輝いていた。
計算通りの129球だ。最近3試合は右上腕に張りが出たため、負担がかかるカーブを封印。35球を数えた150キロ台の直球に、140キロ超のフォークなどを交え、散発5安打。これで自身6連勝。昨年に並ぶ自己最多の今季12勝目を挙げた。
1―0完封は自身今季2度目で、3完封は両リーグトップタイ。防御率も1・94となった。10度目の完投は同い年の西武・涌井を突き放し、両リーグ単独トップに立った。レオのエースから「並んだよ」と直接、連絡を受けていたダルビッシュは「あいつはその辺がうるさいですから」とニヤリと笑った。
昨年の10連勝をほうふつさせるが、エースは「去年は打ってもらって、運もあった。今年は成長したかなと思う」と誇らしげだ。公式球と同じ素材のソフトボール大の球を練習で使い、指先の感覚を研ぎ澄ましている。飛躍を遂げても、向上心が失われることはない。
チーム12年ぶりの2試合連続1―0勝利で、貯金を今季最多タイの17に戻し、2位・ロッテとのゲーム差も再び5に広げた。「チームを勝たせるのが一番。これからも、しっかり勝たせていきたい」歓喜の秋を迎えるため、完全無欠のエースがラストスパートに入った。
参照元:スポーツ報知
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