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◆ソフトバンク2―6日本ハム(3日・ヤフードーム) 「0」のリレーは途絶えた。しかし、そこからがダルビッシュの真骨頂だった。7回。まさかの4連打で2点を失い、なおも無死二、三塁。エースはここでギアを上げた。「7回? 気が抜けたんでしょう。気が入れば、真ん中でも打たれない」本間、田上はそれぞれ149キロ、150キロの直球で連続三振。最後は6回に初安打を許した井手も遊ゴロに仕留めた。
7回2失点9奪三振。「チームが勝って良かった」と喜びは控え目だったが、堂々と歴史を塗り替えた。5回まで無安打の快投で、6回までゼロを並べ、24回連続無失点。開幕投手のオープニングゲームの初回からの連続イニング無失点記録「23」(1979年の大洋・平松)を更新した。
北京五輪への出場が決定的な今年は、5試合前後の登板機会を失うことが予想される。それゆえ、自軍への思い入れも強さを増す。サエコ夫人の第1子出産が目前に迫った開幕前、梨田監督から登板日以外であれば、出産への立ち会いを容認する旨を言い渡されたが、ダルビッシュは「それはできません」と断った。結果的に休日の3月24日に長男が誕生したが、家族にも劣らないチーム愛を胸に秘めている。
自己の連続イニング無失点記録「25」にもわずかに届かなかったが「もったいないというより、チームに勝ちをつけることが一番ですから」。右腕のパパ初白星で、日本ハムは再び最下位を脱出。ダルビッシュがいる限り、V3への希望が消えることはない。
参照元:スポーツ報知
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