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◆楽天9―1ロッテ(3日・Kスタ宮城) 神風が吹いた。雨が激しくなり、風は左翼方向へ強く吹き始めた。山崎武も予感した。「風に乗るかな」カウント1―1からのフォークに食らいつく。フォロースルーは左腕だけ。高く舞い上がった打球は、エンジ色のファンが待つ左翼席で弾んだ。
プロ32人目の通算300号は3回2死、今季2号ソロで決めた。「(雨で)中止にならなくてよかった」予告通りの本拠地アーチで、お立ち台でもファンを喜ばせた。最も遅いペースとなるプロ22年目での大台。05年にオリックスを自由契約になり、楽天入りしたときには考えもしなかった。
5回には小宮山のカーブを狙い打ち、左翼へ2打席連続の3号3ラン。昨季2冠王の底力を、まざまざと見せつけた。1日朝、カブス・福留から開幕戦アーチの報告を受けた。自主トレをともに行う中日時代の後輩の活躍も大きな励みだった。
現在、7試合連続安打。チームの連勝とともに主砲のバットは火を噴き続ける。「今はいい波が来ている。それに乗っかっていきたい。悪い考えはないよ」11月で40歳。その肉体と情熱は、衰えを知らない。
◆山崎武、年長2位の300号 ○…山崎武(楽)がプロ野球32人目の通算300号本塁打。山崎は39歳4か月、今年が実働20年目。300号達成時の年齢では、広沢克実の39歳5か月に次ぐ年長2位。実働20年は池山隆寛の18年目を上回り最長というスロー達成だった。
◆山崎武、通算300号 ○…楽天・山崎武司内野手(39)は、3日の対ロッテ3回戦(Kスタ宮城)の3回、久保投手から左越え2号本塁打を放ち、通算300本塁打を達成した。プロ野球32人目。初本塁打は中日時代の91年5月9日、対大洋5回戦(横浜)で、田辺投手から。
参照元:スポーツ報知