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◆楽天5―4オリックス(11日、Kスタ宮城) 劇的な勝利にKスタが大きく揺れた。本拠地では負けなしの6連勝。延長10回1死二塁から、代打の山下がサヨナラ中前安打で決めた。不敗神話で連敗を6で止め、ナインもファンもスタッフも、沸き上がる歓喜の渦に加わった。しかし、そこに誰かがいない。ノムさんがいない!
その時、野村監督はトイレでオシッコをしていた。「我慢しきれなくてさ。まさか山下が打つとは思わなかった。たまってたから止まんないんだよ。出てるうちに外がワーッてなって、あ、打ったな、こりゃって…」代打を告げた後、一目散にトイレへ直行。結局ハイタッチもかわさず会見場へ。72歳の老将も初めての珍事に照れ笑いを浮かべるしかなかった。
殊勲の山下も、指揮官の不在の理由を聞いて「見ててほしかった…」とズッコケた。それでも、自身初のサヨナラ打、お立ち台も初めての晴れ舞台に「監督が気持ちエエときに、ぼくも気持ち良かったから」と満足げだ。試合は9回に同点とされる嫌な展開。だが、終わってみれば劇的な勝利で連敗脱出。「ローテの谷間で勝てたというところに意味がある」と指揮官もうなずいた。
試合前、コリンズ監督に「ウチはきょうから7連勝する。これから上がっていくぞ」と予言していたノムさん。「ロッカーにハイタッチをしに行くよ…」と引き揚げた後ろ姿にうれしさがにじみ出た。みんなが笑ったサヨナラ勝ち。これから反攻に転じる楽天が、大きな弾みをつけた。
参照元:スポーツ報知
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