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ヤンキース残留が決定しているアレックス・ロドリゲス内野手(32)が、総額2億7500万ドル(約297億円)の10年契約とは別に、米大リーグ(MLB)ではこれまで認められなかった(通算)本塁打数によるボーナス契約に合意した。
Aロッドとヤ軍が結ぶ契約は、別表のように通算本塁打で4位のメイズからルース、アーロン、そして偽証罪で起訴され今季限りでの引退が濃厚なボンズに並ぶごとに各600万ドル(約6億5000万円)、歴代単独トップに立てば600万ドルの計3000万ドル(約32億5000万円)。
MLBのボーナス契約は、登板数や打席数などはOKだが、残した結果となる打率や本塁打、勝利、セーブなどによるものは禁止されている。しかし、今回は球史に名を残すホームラン打者に並ぶこと自体が歴史的イベントとなり、Aロッドが公の場に出る回数が増えることや、球団から数多くのサインを要求されるなどを考慮したもの。MLB機構の関係者は「従来の個人の成績とは違って営業的な側面が強いこともあり、認められるだろう」と話している。
日本ではオリックス・清原が巨人時代に通算2000安打や500本塁打を達成した時の報奨金でも2000万円と1000万円。それだけにタイ記録ごとに6億5000万円のボーナスは、米スポーツ界最高年俸男にふさわしい。
現在、通算518本で、あと142本のメイズに並ぶには少なくとも3年はかかる。それでも、史上最年少で500本塁打を達成したAロッドが歴代通算トップに立つのは間違いないといわれている。ケタ違いのスーパースターが金も名誉もすべて手に入れることになりそうだ。
◆成績ボーナスは禁止 日本プロ野球では、投手が勝利数やセーブ数、打者では安打数、本塁打数などでボーナス契約を結ぶ場合がある。しかし、MLBでは成績によるボーナスは禁止となっている。例えばイチロー(マリナーズ)は数字によるものは打席数だけで、ほかにはオールスター選出やMVP、ゴールドグラブ受賞など。一方、投手も登板数のほかは各賞受賞のボーナス契約をつけるケースがほとんどだ。
参照元:スポーツ報知