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◆日本ハム7-12西武(1日・札幌ドーム) 西武が13安打12点の猛攻で日本ハムとの首位攻防第1ラウンドを制した。ブラゼルのパ・リーグ一番乗りとなる20号2ランなどで序盤に5点を奪ったが、先発・石井一の乱調で一度はまさかの逆転を許した。しかし、6回に中島の適時打とG・G・佐藤の本塁打で一挙4点を奪って再逆転し、逃げ切った。これで眼下のライバル・日本ハムには5連勝となり、ゲーム差も2に広げた。
ホームランあり、適時打あり。盗塁に犠打、犠飛とまるで攻撃のデパートのような怒とうの攻めで、西武が首位攻防第1ラウンドを制した。
1回にブラゼルのパ・リーグ一番乗りとなる左越え20号2ランで先制。2回に後藤からの4連打と栗山の犠飛で3点を取り、5―0と楽勝ムードが漂う中、その裏、先発の石井一が突如崩れた。まさかの逆転を許したが、大久保打撃コーチの「また逆転できる楽しみが増えたじゃないか。首位攻防だと思うな。紅白戦だと思ってやろう」とのゲキに強力打線が再点火した。
6回逆転4点 6回1死、この回から登板の宮西から片岡が四球で出塁し、中島の左翼線二塁打で俊足を飛ばして同点のホームイン。ブラゼル四球の後、6月は月間打率2割3分9厘と不振だったG・G・佐藤が、代わった坂元から左翼席へ決勝の19号3ラン。「届け、洞爺湖サミット」と恒例の本塁打談話にも復調を感じさせるユーモアが戻ってきた。
8回にも片岡の右前安打と盗塁で無死二塁とし、栗山が送って中島の右犠飛で1点を追加。さらにブラゼルの死球とG・G・佐藤、中村の連打でダメ押しの1点をもぎ取るなど、最後まで攻撃の手を緩めなかった。
4月1日のオリックス戦。初回に5点を奪いながら、逆転負けを喫し、最下位に転落した。同じような展開になりながら、全く別のチームのような戦いを見せた選手たちを渡辺監督は「今日はウチの選手も気持ちが出るんだと感じた。まだまだ先は長いけど、負けたくない気持ちってすごく大事だと思う」と評価した。スイングの力強さだけではない。攻撃のバリエーションと劣勢を跳ね返すたくましさも備わって、西武が首位ロードを快走する。
参照元:スポーツ報知