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◆巨人4-7ヤクルト(1日・東京ドーム) 巨人が攻守に精彩を欠き、7月も黒星スタートとなった。先発の野間口が3回4失点KO。同点に追い付いても2番手・越智が踏ん張れない。打線も4番・ラミレスが2打席連発を含む4安打4打点と孤軍奮闘も、高橋由の4打席連続など今季ワーストの14三振を喫し、完敗だ。これで4か月連続で1日は敗戦となり、72試合目の折り返しで勝率5割へ逆戻り。残り半分のペナントレース、そろそろ大きな波を起こさないと実りの秋はやって来ない。
報道陣からその名前が出ると、原監督は「ねえ」とため息をはさみ、もどかしそうに切り出した。「先発としてもう2か月投げているのに、なかなか成長が見られない。適材適所があるのかな。先発には向いていない。ハーフスイングはあっても、ほとんど空振りが取れない。打たれるかファウルかだ。もう少し工夫がほしい」序盤で試合を壊した先発投手に対し、ローテを外す厳しい姿勢を打ち出した。
野間口は3回5安打4失点で今季最短タイでのKOだった。初回、青木のタイムリー三塁打こそ低めの変化球をうまく拾われたが、あとは高めの失投を痛打された。52球中、空振りを奪ったのはわずか3球。5月4日からローテーションの一角を守ってきたが、9試合目の先発登板で指揮官の逆鱗に触れ「しょうがない。また頑張ります」と足早に帰路についた。尾花投手総合コーチは「きょうで先発終わりか。9試合よく我慢したよ」と突き放すような口調だった。2番手・越智も同点の5回、抜けた変化球で勝ち越しを許し、ツキのないポテンヒットで傷口を広げた。
打線は、2発4安打4打点のラミレスだけだった。高橋由は4打席連続三振、小笠原は4打数1安打3三振。2人での7三振を含め、残りの打者で今季最多の14三振を喫した。5回以降は、4番以外、ヤクルトの5投手のリレーの前に無安打だった。甘いボールがほとんどなかったヨシノブは「そうかもしれないけど、そういう問題ではない。打撃に狂い? それが分かっていれば打てるんですが」と首をひねった。
7月は阪神6、中日5と上位2チームと直接対決が11試合ある勝負の月だった。しかし、投打の歯車はかみ合わず、4か月連続で1日の試合は黒星が続いた。この日で72試合を消化、ペナントレースの折り返し地点で、再び5割と振り出しに戻った。首位阪神とは11ゲーム差。独走する虎のシッポが遠のく前に、猛反撃へ、一刻も早く仕切り直したい。
巨人・原監督「野間口はもう2か月以上、先発として投げているが、なかなか成長が見られない。先発に向いていないのかもしれない。適材適所があるのかな。空振りがほとんど取れない。打たれるかファウルかだ。もう少し工夫がほしい。ラミレスは見ての通り。素晴らしいね」
参照元:スポーツ報知