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巨人・阿部慎之助捕手(28)が25日、オープン戦の全試合出場を明言した。宮崎キャンプを打ち上げたこの日、練習後にサンマリンスタジアムのマウンド付近で一本締め。「阿部主将のひとこと」最終回は、今キャンプを支えてくれた裏方さんに「感謝」の言葉を並べた。故障もなく充実した1か月を過ごせたことで自信を深め、日本一奪回を再度、約束した。今後はオープン戦に全試合出場し、主将としてチームの士気を高めていく。
充実感が笑顔に変わっていった。練習後、阿部が切り出した。「若い投手の球をたくさん捕りたい。オープン戦には全部行くつもりです」3月1日のソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)から同23日のレッドソックス戦(東京ドーム)までの計17試合。若手選手の競争をあおりながら、チームを盛り上げていく考えだ。
阿部は今キャンプ、自身の調整はもちろん、若手選手の台頭も願っていた。「紅白戦とかで必死にアピールしているのが分かるし、みんなの元気が良かった」開幕1軍に可能性を残した栂野や越智、東野など、コンビを組んだことが少ないメンバーがオープン戦の帯同を決め、「力量をしっかりと把握しておきたい」とオープン戦全試合帯同を決意した。
同時に不安も残した。練習では主力、ベテラン組のA班と若手中心のB班、リハビリ組のC班と分かれたため「チームプレーの確認とかが不足した」と振り返る。また、小笠原や二岡らの主力選手が終始、別メニューで調整したこともあわせ、オープン戦で連係を高める必要がある。すべてを万全の状態にして、開幕ダッシュを狙う。
充実したキャンプも阿部を後押しした。「自分のペースでできたし、やりたいことがやれた」宿舎では毎日、色紙にその日の思いを込めて書き込んできた。初日にはチームや自分に対しての「期待」。故障に「注意」しながら、若手の「競争」をあおり、「結果」を求めた。最後は故障なく過ごせたことで、裏方さんに「感謝」した。開幕までの残された時間は、日本一奪回へチームの士気を高めていく。
参照元:スポーツ報知