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日本ハムの高校生ドラフト1巡目ルーキー、中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が、コナミ社の人気ゲームソフト「実況パワフルプロ野球ポータブル3」(4月24日発売予定=通称パワプロ)などに登場することが25日、分かった。ところが、好不調の波が激しく、力を示す数値が確定しない。そこでコナミ社は、沖縄・名護キャンプ中の残り3試合で判断する方向。怪物は一足早く、仮想現実の世界で“1軍入り”を狙う。
怪物の力は本物か否か。ゲーム業界も右往左往している。中田は4月に発売予定の「プロ野球スピリッツ5」と「実況パワフルプロ野球ポータブル3」(ともにコナミ社製)で“ゲーム・デビュー”することが決定した。ところが、発売まで2か月を切った現在でも舞台裏は慌ただしく動いているという。
2つのゲームは、ともに昨年の公式記録に基づいて選手の力を設定する。野手はパワー、走力、守備力などを「―スピリッツ5」では上からS、A、Bなどにランク付け。中田のような新人選手は、キャンプ期間中の実戦結果も加味される。パワーは文句なしの1軍レベル。しかし、安定しない打撃がデータ設定の判断を遅らせている。
中田は初の対外試合となった10日の阪神との練習試合で左翼場外に“プロ第1号”を放ったものの、その後は9打席連続無安打を経験。23日、ロッテとの練習試合では豪快な復活弾を叩き込んだ。実戦10試合で33打数7安打の打率2割1分2厘、2本塁打、5打点。豪快さともろさを併せ持つ怪物の現状に、コナミ社の担当者は「中田選手といえば長打力ですが、最終的な数値は現在、調整中です」と説明。守備位置も一塁、三塁、外野に投手まで加わり、「キャンプ地(沖縄)での試合が終わるくらいをめどに決めたいと思います」と見通しを語った。
沖縄滞在中の試合数は残り3。今キャンプ中、中田は時間を見つけては「パワプロ」で宮西、植村らと対戦を重ねるなど、ゲームへの思い入れは強い。開幕1軍をつかみ、さらに仮想現実の世界でも輝くために、怪物がラストスパートをかける。
参照元:スポーツ報知