虎「お座敷本音トーク」で番長口説く 新井“落ちた”秘策

阪神は、ＦＡ選手の交渉が解禁となる２０日、横浜からＦＡ宣言した三浦に即日アタックをかける。そのまま初交渉に持ち込み、交渉後は宴席へ誘う構え。昨年、広島からＦＡした新井を獲得する際、好評だった「お座敷本音トーク」で三浦の心をグッと引き寄せる。

　三浦との交渉役を任されるのは沼沢正二球団本部長（５０）と、黒田正宏編成部長（６０）だ。このコンビは昨年１１月、新井との第１回交渉を行った直後、そのまま宮崎市内のホテル内での会食を取り付け、鍋を囲んで和やかトーク。そこから第２回交渉で契約合意に持ち込んだ実績を持つ。

　この日、兵庫・加東市のゴルフ場で取材に応じた沼沢本部長は「宴会は相手次第です」と、正式交渉が円滑に進めば、２次会があることをほのめかした。２０日の午前中には電話でアポを取り付ける予定で「まずは、こちらが誠意を見せるために、はせ参じます」と午後には横浜へ出発。背番号１８まで用意しエース候補と期待する右腕へ、真弓明信監督（５５）も「先発ローテの軸で活躍してもらいたい」と熱烈ラブコール。関西流の秘策で必ず落としてみせる。

参照元：スポーツ報知