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◆横浜2―7中日(28日・横浜) ベテランには、たった1球で十分だった。1点リードの6回1死満塁、英智に代わって打席に入った切り札・立浪が、寺原の初球、内角高めの149キロの直球を完ぺきにとらえた。高々と舞い上がった打球は切れずに、右翼ポール際へ落ちた。「1年に1度か2度あるかのうまい打ち方だった」お立ち台の上で自画自賛した。
助っ人のアドバイスが効いた。試合前、立浪はウッズと、どうすれば遠くへボールを飛ばせるかを話し合っていた。バットの始動からインパクトの瞬間まで、できる限り速いスイングスピードでボールにスピンをかけること。31本塁打でタイトル争いのトップを走る主砲の言葉を実践。「少しはスピンがかかったかな」と笑った。
指揮官の早い仕掛けがズバリ当たった。6回での立浪の投入に、落合監督は「何かやってくれる。確率で言えばクラ(英智)よりタツ(立浪)」と、してやったりの表情だ。代打アーチはプロ入り初だが、グランドスラム通算8本は江藤慎一氏に並ぶ球団タイ記録。昨年4月7日の巨人戦(ナゴヤドーム)で上原からサヨナラ満塁弾を放つなど、03年以降この試合までの満塁での成績は、48打数19安打の打率3割9分6厘、57打点と驚異的だ。
生え抜き38歳の一発でつかんだ勝利で、クライマックスシリーズ進出へのマジック27が点灯。首位・巨人を抑えてのセ・リーグ一番乗りだ。「つかないよりは、ついた方がいいけど、目指しているものは違う」オレ流監督の目には優勝、そして日本一しか見えていない。
参照元:スポーツ報知
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