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◆楽天3―1日本ハム(28日・フルキャスト宮城) 楽天・一場靖弘投手(25)が28日の日本ハム戦で今季3勝目を挙げた。6回に犠飛で1点を失い、7回途中にピンチを招いたところで降板したが、有銘兼久(28)らリリーフ陣が、日本ハム打線の反撃を食い止めた。首位相手の連勝で、球団最多タイの月間14勝目。29日は今季3度目の同一カード3連勝をかけて、岩隈久志投手(26)が先発する。
これ以上、点はやれない。その一心で投げ込んだ。1点をかえされさらに迎えた6回2死一、二塁。一場がこん身の力で投げ込んだチェンジアップにジョーンズのバットが空を切る。走者をためては打たれる―。出かかっていた悪癖を自らの力で封じ込んだ。「開き直っていきました」。7回に四球と安打で1死二、三塁としてしまったところでマウンドを降りたが、確かに成長の証しが見えた1球だった。
立ち上がりから飛ばした。「昨日の朝井じゃないですけど、どんどん飛ばしていこうと思った」。直球はもちろん、フォーク、チェンジアップ、さらに調子のバロメーターでもある縦に割れるスライダーで日本ハム打線に決定打を与えない。投球直前にボールを持った右手でグラブをポンとたたく、新フォームも板に付いてきた。制球はまだまだ不安定なところがあり無念の途中降板。「リリーフの人たちに感謝ですね。7回は慎重に行き過ぎました」と、反省したが試合の流れはきっちりと作った。
これで3勝目。だが開幕から不調、そして右ひじ痛で後れを取っていた一場は「最初、迷惑をかけているんで」と控え目に話した。「四球は(野村)監督が一番嫌う。そこさえしっかりしていけば信用を得られると思っています」。次回登板では一場にとっては白星以上に大きいかもしれない、“信頼”をも勝ち取る。
◆有銘、4番・稲葉斬り
7回1死二、三塁で登板し、後続をピシャリ。この日、4番に座った稲葉には果敢に3球勝負を挑み、外角直球で見逃し三振に仕留め、珍しい派手なガッツポーズも飛び出した。最近は中継ぎとして毎試合のように登板している左腕は「使ってもらったんでそれに応えたかった。あしたからも毎日投げるつもりで頑張ります」とお立ち台でファンの声援に応えた。
参照元:スポーツ報知