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◆西武3-5楽天(14日・西武ドーム) 昨季・最多勝だった西武・涌井は5回4安打2失点だったが、渡辺監督は4年目右腕に初の開幕投手を任せることを明かした。
涌井が初めて開幕投手を務めることが、正式に決まった。この日、ロッテ戦前に渡辺監督が本人に伝えた。マウンド上では絶対に表情を崩さないクールなエースも、さすがにうれしそうだった。プロ4年目での初の大役に「めったに任されることじゃないので、何とかチームに勝ちを与えたいですね」と素直に喜んだ。
最多勝投手の称号を得た今年は、自信を持って開幕のマウンドに立つ。オープン戦最後の登板となったこの試合、5回を投げて4安打2失点。序盤は直球が高めに浮くなど、立ち上がりに課題を残した。2回、味方の攻撃中にブルペンで緊急調整し、4、5回は胸元を深くえぐる新シュート、球速を増した新スライダーを有効に使って3者凡退に封じた。「やりたいことはできた」と仕上がりに自信をみせた。
20日、開幕戦の相手は前回のオープン戦で4失点を喫したオリックス。カブレラ、ローズ、ラロッカを擁する強力打線だが「左はそんなに多くないし、シュートをうまく使えれば大丈夫だと思う」と勝算をはじく。精神面でもタフなエースが、新生西武の船出を勝利で飾る。
◆新人工芝に苦戦 ○…この日の試合は、人工芝と大型ビジョンを改装した西武ドームの新装オープンだったが、昨年より毛足が長くなった人工芝に選手は四苦八苦。遊撃で内野の要を務める中島は「変なところで足を取られた」。捕手の細川は「ライン際の打球が切れないので、バント処理に慣れるまで苦労しそう」と首をひねっていた。
参照元:スポーツ報知