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レオの若きエースが、大先輩の「18」を受け継ぐ。西武・涌井秀章投手(21)が、今シーズン終了直後に球団から背番号18への変更を打診されていたことが26日、明らかになった。「松坂の後継者としては、一番ふさわしい」と前田球団本部長。怪物・松坂(現レッドソックス)が8年間背負ったエースナンバーが、ついに“解禁”される。
文句のない成績が決め手となった。今季は両リーグ最多の17勝(10敗)を挙げて、今や球界屈指の右腕に成長。デビューから16番をつけてきた右腕に、前田球団本部長は「素晴らしい実績を残し、18番をつけるのにふさわしいと判断した」と説明。今季、18番は空き番号だったが、メジャー移籍1年目で15勝12敗をマークした“先代”松坂の後継者として、球団から認められた形だ。
師弟の絆(きずな)もある。松坂は同じ横浜高出身の先輩で、今も海を越えてアドバイスを受ける間柄だ。プロの世界に入って、常に目標としてきた存在。すでに涌井本人は「2、3年しっかりした成績を残せば希望したい」と継承に意欲を見せており、受諾は確実だ。
涌井は現在、日本代表最終候補として台湾入りしているため、球団と直接話し合うのは、4日の帰国後になる見通し。球団は12月中旬予定の新入団選手発表までに決めたい意向で、エースの系譜に新たな一ページが加えられる。
◆好きな番号を 涌井のエースナンバー継承について、渡辺監督は本人の意思が尊重されることを望んだ。投手陣の大黒柱として期待を寄せる指揮官は、「今年16番で成績が良かったから、『背番号を変えちゃうと…』と思うかもしれないからね。涌井が好きな番号をつければいいんじゃない」と冷静に話した。また涌井がつけていた16番は、ヤクルト時代から愛着を持っている石井一が背負うことが濃厚だ。
参照元:スポーツ報知