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今季ルーキーながら「1番・遊撃手」に定着した楽天・渡辺直人内野手(27)が30日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、新人では球団史上最高となる2000万円アップの年俸3200万円(推定)でサインした。「予想以上でビックリ」と笑顔の渡辺直は、「来年はすべての面で今年を上回りたい」と、2年目のジンクス打破を誓った。
「倍増が目標だったけど、それ以上でした」一発サインでプロ初の契約更改交渉を終えた渡辺直は、1年目のシーズンを「野球が楽しかった」と笑顔で振り返った。
開幕1軍こそ逃したものの、4月中旬に1軍に昇格すると鋭いスイング、俊足、軽快な守備で「1番・遊撃手」の定位置を奪取。119試合に出場して打率2割6分8厘、新人ではセ・パ両リーグでただ一人、規定打席に到達した。
米田球団代表も「野手ではトップクラス」と認めた働き。特に高い評価を得たのが走塁だ。25盗塁はリーグ7位だが、成功率8割3分3厘は日本ハム・森本(31盗塁、9割1分2厘)に次いで2位と抜群の走塁テクニックで野村野球を支えた。 アップ額2000万円、アップ率167%は、先日サインした嶋(1000万円、83%アップの年俸2200万円)を抜き、いずれもルーキーでは球団史上最高。近日中に新人王・田中の更改が待っているだけに、「すぐ抜かれる」と苦笑いだが、予想を上回る金額に「守備と走塁を評価してもらえた」と満足そう。
「すべての面で今年を上回りたい」と、さらなる飛躍を誓う2年目。1番打者として「出塁率アップ」を最大の課題にあげた。今季の出塁率は3割3分8厘。「3割8分はほしい。(打席で)粘る技術を身につければ、(打率など)他の数字もおのずと伸びる」と目標を設定した。打線全体の得点力に直結する1番打者の出塁率。渡辺直の目標達成が、チームが目指すクライマックスシリーズ進出への大きなカギとなる。
◆草野、1200万円増2700万気持ちよくサイン 規定打席には届かなかったが、後半戦は3番に定着し3割2分の好打率を残したことが認められた。「気持ちよくサインしました」と大幅増に笑顔。「来季もチームのために脇役に徹したい」という打撃職人は、球団側に「室内練習場のマシンの制球力アップ」を要望。米田球団代表は「しっかりメンテナンスします」と回答した。
参照元:スポーツ報知