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◆日本シリーズ(7試合制)第3戦 中日9―1日本ハム(30日・ナゴヤドーム) 頭をよぎる様々な思いを消し去り、朝倉は真っ白な気持ちでマウンドに立っていた。ただ、目の前の打者を打ち取り、アウトを積み重ねていくことだけに集中していた。初回、1死から田中賢に内野安打を許したが、稲葉を二ゴロ併殺に打ち取った。立ち上がりをリズムよく乗り切れたことで乗った。その裏の7点の大量援護にも、気持ちを緩めなかった。
7回で8安打を許しながら1失点。「野手の皆さんがたくさん点を取ってくれたので、その流れに乗って投げることができた」今季のポストシーズン初登板で、9月7日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来53日ぶりの白星。昨年の日本シリーズ、同じ第3戦で先発し投げ負けた武田勝に対してもリベンジできた。
9月14日の阪神戦(甲子園)では、5四球を与えて4回途中KO。制球を気にして、持ち味の思い切りのよさが影を潜めた。本来の調子に戻らないままクライマックスシリーズを迎え、先発起用が予想されながら登板はなかった。巨人との第2ステージ(東京ドーム)では中継ぎ待機に甘んじた。「悔しいというか寂しいというか…。チャンスがきたら絶対やってやると思っていた」
9日には名古屋市内でミニバイクと衝突事故を起こし、球団から厳重注意を受けた。シーズン最後の大舞台できっちり結果を残し、“みそぎ”を済ませた。「いろんな思いがあった。ようやくチームに貢献できた」これでやっと、笑顔で歓喜の輪に加わることができる。
参照元:スポーツ報知
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