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<ヤクルト14-7巨人>◇8日◇神宮
見るも無残なスコアボードだった。17被安打が今季ワーストなら、14失点も今季ワースト。クラブハウスに引き揚げる巨人原監督は「今日はなかなかゲームがつくれなかった」と、ぽつりと漏らした。味方打線が7得点しながら、主導権を握られ続けたという厳しい現実。今季初の3連敗という屈辱を受け入れるしかなかった。
今季安定感抜群だった先発高橋尚が、もろくも崩れた。3回に飯原にソロを打たれると、ラミレスに2ラン。4回にも再び飯原に3ランを打たれるなど、4イニングで6失点だった。3本の本塁打に「甘い? そうでもない。ラミレスのは仕方ないし、飯原にもうまく打たれた。調子は悪くなかった」と言うが、内角球には強いラミレスに内角低めの変化球を打たれた。今季8本塁の飯原は巨人戦だけで3本塁打。投げたボールは甘くなくても、対策が甘かったと言われても仕方がなかった。
中継ぎ陣もすべてが失点した。交流戦の最終戦となった6月26日の楽天戦で10失点して以来、9試合で67失点。2・98だったチーム防御率も、3・44にはね上がった。尾花投手総合コーチは「疲れ? そういうことをおれが言ったらいかんだろ。立て直し策? それはあなたたちに言うことではなくて、選手にいうこと」と淡々とした表情で話した。
3連敗を同一カードで喫した原監督は試合後、「終わったことを言うつもりはない。そんなことより、次の試合からどう立て直すかだろう」。投手陣の踏ん張りがチームの快進撃を支えてきたが、最大の武器に陰りが見えてきた。10日からは、正念場の9連戦が待っている
参照元:nikkansports.com