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米大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」が13日発表され、西武に所属していたアレックス・カブレラ内野手と、阪神の抑えで「JFK」の一角としてセ・リーグ優勝の立役者にもなった左腕、ジェフ・ウィリアムス投手の名前があった。リポートによると、ジェフ・ウィリアムス投手は、阪神に所属している2004年12月に薬物を購入していた。
◆ウィリアムスは阪神移籍後に…球団は確認急ぐ
阪神のウィリアムスも「ミッチェル・リポート」で名前が挙がり、兵庫県西宮市の球団事務所では球団幹部が14日朝から事実関係の確認に追われた。
リポートによると、ウィリアムスはドジャース時代に、メッツの元球団職員からステロイドを購入。阪神に移籍した後の2004年12月にも薬物を購入したとされ、支払いに使われた同月10日付の約1820ドルの小切手のコピーも掲載されている。ウィリアムスはミッチェル氏からの面談の要求を拒否しているという。
ウィリアムスは来季が2年契約の2年目で、残留がほぼ確実。現在は、帰国している。
◆カブレラ、西武時代の使用に否定的
カブレラは今季まで7年間、西武に所属していた。その間の薬物使用の可能性について、西武・前田康介球団本部長は「それはないと思う」と否定的。
カブレラと来季の契約を結ばなかった背景に過去の薬物使用の疑惑があったのか、という問いにも「そういった形(での退団)ではない」と否定した。
前田本部長によると、西武は外国人選手が入団する際に薬物使用について注意し、定期的に指導も行ってきたとしている。
◆NPB「厳しく検査やっている」
日本プロ野球組織(NPB)では、昨年1年間の啓発期間を経て、今季からドーピング検査を本格的に導入した。実行委員会で議長を務めるパ・リーグの小池唯夫会長は「抜き打ちで検査はしている。厳しく検査をやっている」と現状を説明。今年8月にはソフトバンクの外国人選手、ガトームソン投手がNPBで初の違反者となった。小池会長は「実行委員会でも折に触れて(球団に)自覚を促している。各球団とも、さらに十分注意してほしい」と警鐘を鳴らした。
参照元:スポーツ報知