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日本ハムの中田翔内野手(18)が12日、猛虎の懸命のリベンジに大人の対応をみせた。阪神・岡田彰布監督(50)が開幕投手の最有力候補・安藤優也投手(30)、さらには福原忍投手(31)のエース級2枚を16日の日本ハムとの練習試合(宜野座)に投入し、中田封じの方針を示した。対する本人は「1軍で投げている安藤さんですよね」と確認。「えー」と大きな声を発したが、困った様子はなかった。
10日に阪神との練習試合(名護)で筒井から左翼場外へ“プロ1号”を放った怪物封じに、岡田監督が乗り出した。この日、フリー打撃に初登板し力のあるボールを投げた安藤を“リターンマッチ”の刺客に指名。「安藤はええ球を投げとったな。16日に投げさせるよ。ええバッターのところで、うまいこと当てよか」と発言。さらに福原を先発させることも決める念の入れようだ。
一方の中田は初の対外試合で結果が出て自信がついたのか、発言に余裕が出てきた。16日は1軍主力級との初対戦になるが「球が速いっすよね。絶対ムリっす」と先輩に敬意を示しながら、気後れしている様子はなかった。
中田封じに本気になった岡田監督について「(10日の試合では本塁打を)絶対に打たれないと確信していたと思うんですよ。だから僕は『よっしゃー』と思って」としてやったりの表情。「なんで岡田監督はそんなことを言うんっすかね」と敵将の悔しさを見透かしたようだった。
この日はフリー打撃で36スイング中、3本のサク越えと好調を維持。練習後には約1時間の特守にも挑んだ。「(守備は)自分でも良くなっていると思うんですけどね」と実戦への不安は減ってきた。岡田監督を本気にさせた中田。怪物つぶしには負けられない。
◆母の“3か条”に中田「無理ッス」
○…大人になった中田が、最も恐れる“おかん”から自立した。この日、母の香織さん(44)がキャンプ地の名護を離れた。「やせろ」「丸刈りのままでいろ」「ススキノはまだ早い」の“3か条”を息子に残したが、中田は「体形は別に(このままで)いい。丸刈りもいいですけどね。ススキノ、ダメ? 無理ッス」と素直に従う様子はなかった。
参照元:スポーツ報知