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中日の福留孝介外野手(30)は12日、FA宣言した。米大リーグ複数の球団のほか巨人、阪神などが獲得に動くものとみられる。中日残留の可能性は低い。福留との交渉は、14日に解禁となる。
名古屋市内で記者会見した福留は「周りの評価を聞いてみたい気持ちが強くなった。チームを離れるとか、海外とかは、まだはっきり決めていない」などと語った。
福留は5日の中日との交渉で、1年契約の年俸3億8500万円(現状維持)と4年総額17億円の2通りの条件提示を受けたが、「高いのか低いのか自分自身では決めかねた」と言う。今後は興味を示す、すべての球団と交渉し、年内をめどに決断を下す。
福留は鹿児島県出身。大阪・PL学園高から日本生命に進み、1999年ドラフト1位で中日に入った。
福留孝介外野手「周りの評価を聞いてみたい気持ちが強くなったので、手を挙げるしかなかった。宣言するか悩んだ。チームを離れるとか、海外とかも、はっきり決めていない。すべての評価してくれるところの話は聞きたい」
◆福留 孝介(ふくどめ・こうすけ)大阪・PL学園高時代から強打で注目を集め、95年のドラフトで7球団から指名を受けたが交渉権を得た近鉄への入団を拒否。99年に日本生命からドラフト1位で中日入り。2度首位打者に輝き、2006年はセ・リーグ最優秀選手。ベストナイン3度、ゴールデングラブ賞4度。五輪にはアマチュアで96年アトランタ、プロで04年アテネに出場し、06年WBC優勝にも貢献した。プロ9シーズンの通算成績は1074試合で1175安打、192本塁打、647打点、打率3割5厘。182センチ、85キロ。右投げ左打ち。鹿児島県出身。30歳。
◆国内外、福留に熱い視線
「FAの権利を宣言することを決めました」。このオフ、去就がもっとも注目されたスラッガーが、FA権行使申請締め切りの12日、ようやく態度を表明した。
100人近い報道陣が記者会見場を埋めた。「ビジネスと割り切ってしまえば簡単だったろうが、9年間このチームでファン、チームメートとやってきた。それがぎりぎりになった理由の1つ」と揺れた胸の内を明かした。
米大リーグの球団からも熱い視線がそそがれているが「何を重視するかはこれから考えたい。評価して下さっているところの話をすべて聞きたい」と国内外を含め、まだ「横一線」を強調した。
参照元:スポーツ報知