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◆日本シリーズ第1戦 巨人1-2西武(1日・東京ドーム) 好投のエース上原が痛恨の2発に沈んだ。西武・涌井との息詰まる投手戦は、1点を先行した直後の5回、後藤にバックスクリーンへ同点弾を運ばれると、続く6回には中島に決勝アーチを浴びた。打線も涌井に8回までわずか1安打に抑えられ、原監督にとっては日本シリーズ初黒星。劣勢からのスタートとなった巨人だが、開幕5連敗で始まり、最大13ゲーム差をはね返した今季の戦いを思えば、ナインの自信が揺らぐことはない。

 その瞬間、上原は目を閉じ、天を仰いだ。慌てて振り返った視線の先で、オレンジ色に染まった右中間スタンドへ、中島の決勝ソロが消えた。「内容どうこうの試合じゃない。勝たなアカン」信じたくない光景だった。両手をひざにつき、ガックリとうなだれた。

 同点の6回だった。2死後、中島に対して外角低めを狙った真っすぐが、甘く浮いた。痛恨の勝ち越しソロを浴びた。1点を先取した直後の5回は、後藤への内角球が逆球となり、中越えの同点ソロを被弾していた。「1本目は逆球だからね。(本塁打も)しゃあない」と、気丈に受け止めた。たった2球の失投だった。それ以外の103球は球威、制球とも圧巻だった。だが、痛恨の2発に泣いた。

 平常心で大一番に臨んだ。前日(10月31日)の練習中、高橋尚と「明日から本当にやるのかなぁ」と、言い合った。数々の修羅場をくぐり抜けてきた男は、重圧をねじ伏せた。結果は7回を5安打2失点の好投。だが、味方打線はわずか2安打で1点と沈黙した。プロ入り後、10月は8戦全勝。ポストシーズンも3勝負けなしと、正念場でことごとく勝ってきた男が、初めて負けた。

 原監督にとっても、日本シリーズ初黒星だった。新人指揮官だった02年は、4連勝で日本一まで上りつめた。この日は、自宅でゲン担ぎの豚カツを平らげてから球場入り。全体ミーティングでは、全員が手をつなぎひとつの輪になった。節目の試合で行ってきた今季4度目の儀式。「鼻歌でも歌いながらやろう。最後のひと山をみんなで越えよう」と、」 負けられない一戦だった。だが、敗軍の将に悔いはない。最も信頼するエースで負けた。5年ぶりにリーグ制覇した昨年は、クライマックスシリーズで涙をのんだ。短期決戦に勝利するため、「絶対的な柱が必要」と、今季から先発復帰させた上原が、シーズン終盤に復活した。そのエースに、開幕戦を託したのだから、後悔などない。「本人の中で反省はあるでしょうが、いい状態で迎えてくれた」とねぎらった。

 戦いは続く。越智と西村健の好投を収穫に挙げた指揮官は「明日への英気を養うことができた1試合だった」と、力強い言葉で監督会見を締めくくった。

 エースの戦いも終わっていない。次回は第5戦、もしくは第6戦での先発が予想される。自己ワーストの開幕4連敗のどん底から、不屈の魂ではい上がった08年。「次です」と、右腕が帰り道で決意をはき出した。もう1度、立ち上がる。

 巨人・原監督「上原は本人の中で反省はあるだろうが、いい状態でシリーズを迎えてくれた。(涌井に打線が)1安打ではね。(涌井は)いいところに(ボールが)散らばっていた。越智と(西村)健太朗が緊迫した場面でいいピッチングをしてくれた。そこが収穫です。結果はこういう形になったが、いい緊張感の中、あすからの英気を養うことができる1試合だった」

参照元:スポーツ報知
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