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米大リーグ、ヤンキースのジョー・トーレ監督(67)は19日、ニューヨーク郊外のホテルで記者会見を開き、自ら退任を発表した。
今季が3年契約の最終年だったトーレ監督は「契約期間1年、そして出来高払いというのが最も受け入れがたいところだった」などと退団の理由を語った。就任から12シーズンすべてプレーオフに進出、ワールドシリーズを4度制した実績と誇りを傷つける条件提示と受け止めたとみられる。
球団側は今回、最近4シーズンいずれもワールドシリーズに進めなかった責任を重くみて、前日に条件を提示。トーレ監督が断ったため、退団が決定的となっていた。
AP通信によると、球団の提示は基本年俸500万ドルにプレーオフ進出などに応じた出来高が付き、最高で800万ドル(約9億2400万円)の1年契約。今季は基本年俸750万ドルだったと伝えられている。
米メディアは、ドン・マッティングリー・ベンチコーチら複数の後任候補を挙げている。(共同)
ヤンキース・ジョー・トーレ監督「オーナーとの会談は20分間くらいで終わり、提示は変わらなかった。契約期間1年、そして出来高払いというのが最も受け入れがたいところだった。12年間やってきてこれ以上何の動機づけもいらない。何が求められているかは分かっている」(共同)
ヤンキース・松井秀喜外野手「(トーレ監督とは)野球観が同じ。自分がそれまで持っていた考え方や取り組み方を、そのまま何も変える必要はなかった。12年間監督を務めて12回のプレーオフ出場は、とてつもないこと。僕から一言伝えるとしたら、やはり『ありがとうございました』しかない」
参照元:スポーツ報知