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【ラスベガス(米ネバダ州)10日】メッツが、巨人からフリーエージェント(FA)となっている上原浩治投手(33)獲得に意欲を示していることが、明らかになった。当地でのウインターミーティング第3日で、メ軍は前日に今季メジャー新の62セーブを挙げたロドリゲス(前エンゼルス)に続き、マリナーズの守護神だったプッツを獲得。しかし、ブルペン陣が強化された一方、先発陣の陣容は手薄なままだ。上原が希望する「優勝を狙える」「先発起用」の条件に合うメ軍の動向が注目される。
ウインターミーティング終盤の3日目、メッツの球団幹部が上原の獲得に前向きな姿勢を見せた。「代理人とはすでに会った。今後も会うつもりだ」と交渉を続けていることを明かした。上原を今オフの補強リストに入れている証明だ。
上原の代理人を務めるマーク・ピーパー氏はこの日、数球団と接触していることを認めた上で「数々の違うチームと話をして、どれほど興味を持っているかを見定めている段階」と交渉状況を説明した。
ピーパー氏は上原の移籍先選びに3つの条件があることを明かした。1つは「本人が強く希望している先発での起用」、2つ目が「勝てるチーム」、3つ目は「金銭面」だ。最も獲得に熱心なオリオールズは11年連続で負け越し、今季は68勝93敗とア・リーグ東地区最下位。対照的に、メッツは2年連続ナ・リーグ東地区2位で、9月途中までは首位を走っていたチーム。2つ目の条件に合う。
メ軍は9日、大リーグの年間最多セーブ記録となる62セーブを今季記録したF・ロドリゲスに続いて、10日もトレードでマリナーズの守護神プッツを獲得。ブルペンは質量ともに30球団NO1となった。「うちは先発、中継ぎ、抑え、すべてが補強ポイント」と話していたミナヤGMの最後の課題は、サンタナ(今季16勝)、ペルフリー(同13勝)、メイン(同10勝)の3人しか決まっていない先発陣の補強だ。
FAとなった2年連続2ケタ勝利のO・ペレス投手と交渉を続けているものの、ミナヤGMの手応えは「残留は五分五分」で、「中継ぎ」としてリストアップした上原には国際経験を生かし、先発ローテーションに加える選択肢も用意しているようだ。
問題は金銭面。ボルティモアの隣に位置するワシントンの地元紙は、10日付の電子版で「オ軍が上原獲得に2年総額1000万ドル(約9億2000万円)を用意している」と報じた。しかし、ピーパー氏は「ここ数年に比べて、(FA)市場の動向が遅いのは明らか」と慎重で、越年も覚悟している模様。メッツの名乗りで、上原の周囲がにぎやかになってきた。
◆メッツ在籍の日本人選手 97年、巨人から野球留学した柏田が昇格したのが第1号。計8人の日本人選手はドジャース、マリナーズの6人を抑えて最も多い。ちなみにポストシーズン進出に貢献したのは99年の吉井だけ。なお、在籍選手と年度は次の通り。▽柏田貴志投手(97)▽吉井理人投手(98、99)▽野茂英雄投手(98)▽新庄剛志外野手(01、03)▽小宮山悟投手(02)▽松井稼頭央内野手(04~06)▽石井一久投手(05)▽高津臣吾投手(05)
◆ニューヨーク・メッツ ドジャース、ジャイアンツが西海岸に移転し、ニューヨークのチームがナ・リーグに不在になったため、62年に誕生。初年度から4季連続100敗と低迷したが、69年に初のリーグ優勝でワールドシリーズ制覇。86年に2度目の世界一となった。06年に地区優勝も、07年、今年と2年連続終盤でフィリーズにかわされた。ライト、レイエスの三遊間コンビにベルトラン、デルガドの長距離砲と打線は充実。今季途中からJ・マニエル監督が指揮を執る。F・ウィルポン・オーナー。本拠地は来年オープンのシティ・フィールド。
参照元:スポーツ報知
ウインターミーティング終盤の3日目、メッツの球団幹部が上原の獲得に前向きな姿勢を見せた。「代理人とはすでに会った。今後も会うつもりだ」と交渉を続けていることを明かした。上原を今オフの補強リストに入れている証明だ。
上原の代理人を務めるマーク・ピーパー氏はこの日、数球団と接触していることを認めた上で「数々の違うチームと話をして、どれほど興味を持っているかを見定めている段階」と交渉状況を説明した。
ピーパー氏は上原の移籍先選びに3つの条件があることを明かした。1つは「本人が強く希望している先発での起用」、2つ目が「勝てるチーム」、3つ目は「金銭面」だ。最も獲得に熱心なオリオールズは11年連続で負け越し、今季は68勝93敗とア・リーグ東地区最下位。対照的に、メッツは2年連続ナ・リーグ東地区2位で、9月途中までは首位を走っていたチーム。2つ目の条件に合う。
メ軍は9日、大リーグの年間最多セーブ記録となる62セーブを今季記録したF・ロドリゲスに続いて、10日もトレードでマリナーズの守護神プッツを獲得。ブルペンは質量ともに30球団NO1となった。「うちは先発、中継ぎ、抑え、すべてが補強ポイント」と話していたミナヤGMの最後の課題は、サンタナ(今季16勝)、ペルフリー(同13勝)、メイン(同10勝)の3人しか決まっていない先発陣の補強だ。
FAとなった2年連続2ケタ勝利のO・ペレス投手と交渉を続けているものの、ミナヤGMの手応えは「残留は五分五分」で、「中継ぎ」としてリストアップした上原には国際経験を生かし、先発ローテーションに加える選択肢も用意しているようだ。
問題は金銭面。ボルティモアの隣に位置するワシントンの地元紙は、10日付の電子版で「オ軍が上原獲得に2年総額1000万ドル(約9億2000万円)を用意している」と報じた。しかし、ピーパー氏は「ここ数年に比べて、(FA)市場の動向が遅いのは明らか」と慎重で、越年も覚悟している模様。メッツの名乗りで、上原の周囲がにぎやかになってきた。
◆メッツ在籍の日本人選手 97年、巨人から野球留学した柏田が昇格したのが第1号。計8人の日本人選手はドジャース、マリナーズの6人を抑えて最も多い。ちなみにポストシーズン進出に貢献したのは99年の吉井だけ。なお、在籍選手と年度は次の通り。▽柏田貴志投手(97)▽吉井理人投手(98、99)▽野茂英雄投手(98)▽新庄剛志外野手(01、03)▽小宮山悟投手(02)▽松井稼頭央内野手(04~06)▽石井一久投手(05)▽高津臣吾投手(05)
◆ニューヨーク・メッツ ドジャース、ジャイアンツが西海岸に移転し、ニューヨークのチームがナ・リーグに不在になったため、62年に誕生。初年度から4季連続100敗と低迷したが、69年に初のリーグ優勝でワールドシリーズ制覇。86年に2度目の世界一となった。06年に地区優勝も、07年、今年と2年連続終盤でフィリーズにかわされた。ライト、レイエスの三遊間コンビにベルトラン、デルガドの長距離砲と打線は充実。今季途中からJ・マニエル監督が指揮を執る。F・ウィルポン・オーナー。本拠地は来年オープンのシティ・フィールド。
参照元:スポーツ報知
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