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◆楽天1―3中日(21日・Kスタ宮城) 楽天の大学・社会人ドラフト1巡目ルーキー、長谷部康平投手(23)が、中日戦でプロ入り2度目の登板。この日が23歳のバースデーだった左腕は、2四球と制球に苦しみながらも2回を無安打無失点でまとめた。MAX145キロと球速もアップ。野村監督は「近いうちにチャンスはある」と、先発起用の可能性を示唆した。
走者は背負っても得点は許さない。即戦力ルーキーが、またもしぶとさを発揮した。2点ビハインドの8回からマウンドに立った長谷部はいきなり4番・ウッズに四球。無失点ながら2回で2安打3四球と大荒れだった15日のデビュー戦(対オリックス)同様、制球難が顔をのぞかせた。
ところが、ベンチでボヤく野村監督を尻目に、続く和田を内角低めの威力ある直球で三ゴロ併殺に。9回も先頭のデラロサを歩かせたが、最後は荒木を10球かけて左飛に打ちとるなど、後続を断って無失点。数字の上では2試合4回を堂々のゼロ行進だ。
「(前回と)同じでしたね」試合後は浮かない表情の長谷部。前回の登板後、同じ左腕の杉山投手コーチの指導で体重移動などを再チェックしたが「ブルペンではできるのに(実戦では納得する球が)100球に1球しかいかない」という。さえないバースデー登板に「今夜は眠れません」と苦笑いだ。
それでも、MAX145キロをマークするなど、球速・キレは上向き。「だいぶ落ち着いてきた」(橋上ヘッドコーチ)と、実戦感覚も取り戻しつつある。前回は「しばらく中継ぎ」と辛口だったノムさんも「まあまあだな。近いうちに(先発の)チャンスがあるでしょう」と評価した。
指揮官の発言は、予告先発がない交流戦ならではのかく乱術ともとれるが、貴重な左の先発候補なのは間違いない。28、29日には初もの左腕に弱い巨人戦が待っている。初先発の可能性も十分にありそうだ。
◆渡辺直、8戦ぶり猛打賞 ○…チーム4安打中3本を放ち、8試合ぶりの猛打賞。しかし、守備では4回に井端の平凡な遊ゴロを一塁へ悪送球。ウッズの先制2ランにつながる手痛いミスを犯した。直後の5回には汚名返上の右前適時打を放ったが、チームの敗戦に試合後は「エラーが効いてます」とガックリだった。
参照元:スポーツ報知