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◆広島1―14巨人(26日・広島) 指先から白球がこぼれ落ちた。ヒーローインタビュー後、久保がカメラマンの撮影の求めに応じようとした瞬間だった。お尻のポケットから取り出したウイニングボールをポロリ。あわてて拾い上げると、丁寧に土を払った。「ラストチャンスだと思って、失敗したら今年の登板はないと思っていました」113日ぶりの白星。大事そうにその証しをポケットにしまった。

 マウンドでは、指先に狂いはなかった。大量6点のリードをもらった1回裏、テンポ良く球威ある直球を投げ込み、3者凡退に抑えた。「最初から全力で、後のことを考えずに投げました」2回に森笠の犠飛で1点を失ったが、要所を締めた。8回まで無四球7安打の好投だった。

 9回の打席にも立ったため、完投するかと思われたが、最終回は最近登板のなかった前田に譲った。内容的には完投に等しい94球。完封勝利した5月5日のヤクルト戦(東京ドーム)以来の3勝目は、疲労の見えるリリーフ陣に休みをプレゼントする、価値ある1勝だった。

 どん底からはい上がってきた。7月11日の阪神戦(東京ドーム)。その後の先発を見据えて中継ぎで調整登板したが、制球が安定せず1回をもたずに3失点で降板した。翌12日にファーム降格。「ストライクが入らない状態でした」苦悩の日々が始まった。

 リリースポイントの数センチのズレが気になり、投球フォームに悩んだ。実戦からも1か月以上遠ざかった。支えになったのは、車のカギにつけた特注の革製キーホルダー。そこに刺しゅうで刻まれた「自分らしさ」という言葉だった。「何も考えないで投げるようにしました」無心で右腕を振り抜いた時、久保は自分を取り戻した。

 原監督も「きょうは、“らしさ”が出ていた。変化球に頼るともろさが出る。力投する本来の姿に戻った」と絶賛した。この日、V9にも貢献した渡辺秀武氏(享年65歳)が亡くなった。その背番号11を受け継ぐ若武者が、ペナントレースの激戦の地に戻ってきた。

参照元:スポーツ報知

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