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◆巨人7―3横浜(26日・東京ドーム) どデカイ一発をあいさつ代わりに、慎之助が帰ってきた。北京五輪に出場し、この日出場選手登録された阿部が1回、いきなり右中間へ14号3ラン。五輪では期待に応えられず、責任を感じていた男は、東京Dのファンの声援を力に変えた。ラミレスの先制2点打など6安打12人攻撃で、この回一挙6点。6回には坂本の6号ソロも飛び出し連勝、横浜戦の勝ち越しを決めた。主将が戦列復帰し、貯金を今季最多の11にした原巨人。首位・阪神を必死で追い掛ける。
さまざまな思いが詰まったお立ち台だった。阿部はゆっくりと話し始めた。「本当に温かく迎えてくれたんで、ありがたく思っています」ファンは北京五輪で金メダルを期待して送り出してくれた。ブーイングをされてもしようがない。覚悟の上だったが、意外なほどの大歓声にうれしさがこみ上げてきた。
狙っていた。初回だ。2点を奪い、なおも1死一、三塁。「甘い球は思い切り振っていこうと決めていました」という初球、吉見の真ん中直球をバックスクリーン右に放り込んだ。北京五輪からチーム復帰後の初打席。7月29日の広島戦(広島)以来、慎之助にとっては“2戦連発”の14号3ランだった。試合前、「これからガンガン打つと思うよ。今までは、どこかにプレッシャーがあったんだと思う」という宣言通りの一撃。五輪の重圧から解放された主将が大きな存在感を示した。
屈辱の世界4位。五輪から帰国してまだ2日、慎之助は「まだ切り替えられてない」と本音をこぼした。北京では、自分が「DH」で出場の時は、ヤクルト・宮本らの打撃投手を買って出たりと、日本の勝利のために全力を尽くした。夜は、ホテル内のラウンジで横浜・村田、中日・森野と反省会を開いた。「今まであんなに打てなかったことなかったんじゃない。相当へこんでいた」という村田を励まし、調子の上がらない自分も鼓舞した。金メダルだけを目標に突っ走った11日間。悔しさをそのまま、シーズンにぶつけることにした。
24日、帰宅した阿部を待っていたのは、悠夫人(27)の笑顔だった。「お疲れ様。無事に帰ってきてくれて良かった」の言葉に、張りつめていた心身が癒やされた。生後4か月になる眞子ちゃんのオムツを替え、抱っこし、ミルクをあげる。普段のパパに戻り、リフレッシュした。チームに合流した25日、ナインに「世界はすごかったです」と話した。貴重な体験を仲間に伝え、逆転優勝のために貢献することを約束した。
激戦を戦い抜いたキャッチャーミットは、ヒモが緩んで、帰国後すぐに修理に出した。「新たなスタート」として、プロテクターなども、チームカラーのオレンジ色を多めに使用した新モデルにした。投手陣を大きな声で励まし、勝つ喜びを改めてかみしめた。残りは35試合。首位・阪神と8ゲーム差も「やるしかない」と気合を入れた。悔しさをバネにした阿部が、さらに大きくなって帰ってきた。
巨人・原監督「阿部はいい形でチームに入ってくれた。いいものが出た。内海はコンディションがよくなかった。本来の攻める投球が見られなかった。みんなに助けられて勝ち星がついた。この次はみんなのことを彼が救うでしょう。ゲームが重くなったところで(坂本)勇人の一発は非常に大きかった」
参照元:スポーツ報知
さまざまな思いが詰まったお立ち台だった。阿部はゆっくりと話し始めた。「本当に温かく迎えてくれたんで、ありがたく思っています」ファンは北京五輪で金メダルを期待して送り出してくれた。ブーイングをされてもしようがない。覚悟の上だったが、意外なほどの大歓声にうれしさがこみ上げてきた。
狙っていた。初回だ。2点を奪い、なおも1死一、三塁。「甘い球は思い切り振っていこうと決めていました」という初球、吉見の真ん中直球をバックスクリーン右に放り込んだ。北京五輪からチーム復帰後の初打席。7月29日の広島戦(広島)以来、慎之助にとっては“2戦連発”の14号3ランだった。試合前、「これからガンガン打つと思うよ。今までは、どこかにプレッシャーがあったんだと思う」という宣言通りの一撃。五輪の重圧から解放された主将が大きな存在感を示した。
屈辱の世界4位。五輪から帰国してまだ2日、慎之助は「まだ切り替えられてない」と本音をこぼした。北京では、自分が「DH」で出場の時は、ヤクルト・宮本らの打撃投手を買って出たりと、日本の勝利のために全力を尽くした。夜は、ホテル内のラウンジで横浜・村田、中日・森野と反省会を開いた。「今まであんなに打てなかったことなかったんじゃない。相当へこんでいた」という村田を励まし、調子の上がらない自分も鼓舞した。金メダルだけを目標に突っ走った11日間。悔しさをそのまま、シーズンにぶつけることにした。
24日、帰宅した阿部を待っていたのは、悠夫人(27)の笑顔だった。「お疲れ様。無事に帰ってきてくれて良かった」の言葉に、張りつめていた心身が癒やされた。生後4か月になる眞子ちゃんのオムツを替え、抱っこし、ミルクをあげる。普段のパパに戻り、リフレッシュした。チームに合流した25日、ナインに「世界はすごかったです」と話した。貴重な体験を仲間に伝え、逆転優勝のために貢献することを約束した。
激戦を戦い抜いたキャッチャーミットは、ヒモが緩んで、帰国後すぐに修理に出した。「新たなスタート」として、プロテクターなども、チームカラーのオレンジ色を多めに使用した新モデルにした。投手陣を大きな声で励まし、勝つ喜びを改めてかみしめた。残りは35試合。首位・阪神と8ゲーム差も「やるしかない」と気合を入れた。悔しさをバネにした阿部が、さらに大きくなって帰ってきた。
巨人・原監督「阿部はいい形でチームに入ってくれた。いいものが出た。内海はコンディションがよくなかった。本来の攻める投球が見られなかった。みんなに助けられて勝ち星がついた。この次はみんなのことを彼が救うでしょう。ゲームが重くなったところで(坂本)勇人の一発は非常に大きかった」
参照元:スポーツ報知
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