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胃がんのため、15日に急逝した阪神前総合特命コーチの島野育夫さん(享年63歳)の告別式が18日、兵庫・西宮市の「公益社西宮山手会館」で営まれた。
外国人を除く阪神ナインほぼ全員がバス2台に分乗し、ユニホーム姿で告別式に参列した。一人一人が島野さんと別れのあいさつを交わすと、思わず涙を流す選手も。チームを支え、温かく指導してくれた名参謀を名残惜しそうに見送った。
出棺には、金本、下柳、矢野、赤星のベテラン選手4人が手を貸した。矢野は「あれだけ大きかった人が小さく見えたな…」と、しんみりした表情。「島野さんに教わったことは、阪神の選手たちに伝えていきたい」と、故人の教えを、今後のチーム作りにも反映していくことを誓った。
「いつまでもひきずってもよくないしな。島野さんにも『もう俺のことはええ』と言われそうや」と、悲しみを断ち切ったのは金本だ。約800人が参列した葬儀の様子に「島野さんの人柄がわかるような葬儀やった。長年、プロ野球の世界にいたということだけではないよな」と、あらためて恩師とともに過ごした日々を思い出していた。
南球団社長も「こちらが島野さんの体をいたわらなければならなかったのに、いつも独特のなまりで、ゲキを飛ばしてもらいました」。多くの球団関係者が、感謝の気持ちで恩師を送り出していた。
参照元:スポーツ報知
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