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巨人の後半戦の開幕となる24日の横浜戦(東京ドーム)には、ルーキーの金刃憲人投手(23)の先発が濃厚になった。
金刃は22日、汗を飛ばし、ブルペンで投球を続けた。尾花投手総合コーチ、斎藤投手コーチの熱視線を全身に受けた。後半戦の開幕投手なら、当然だった。並の新人なら耐えられない重圧も、黄金ルーキーには関係ない。そういわんばかりの球のキレだった。
調整がすべてを物語っていた。金刃は前日(21日)に、通常、登板3日前に行う外野フェンス沿いのダッシュを繰り返した。この日は、先発2日前恒例のブルペン入りで48球を投げて最終調整。40球を過ぎたときには尾花コーチから指導も受けた。「軸足に体重を乗せろ、と言われました。分かっているんですけど、なかなかできないんです」高い素質を認められたからこその熱血指導だった。
“開幕戦”先発は、金刃と内海が有力視されていた。開幕からローテを守ってきた木佐貫、高橋尚はそれぞれ前半戦最終登板の翌日となる15、16日に出場選手登録を抹消されたため、24日の横浜戦には間に合わない。金刃同様、登板2日前にブルペン入りする内海が休養したことからも、新人左腕の登板は間違いなさそうだ。
相性も抜群だ。横浜戦には今季、2度先発して2連勝。計15回を投げ、ソロ2本だけの2失点で防御率も1・20と死角はない。原監督も前半戦終了時に、「今後はデータ、相性といったものをさらに意識して戦っていきたい」と明言しており、早速実践することになる。
現在、チームは貯金8の2位で、3位・横浜とのゲーム差はわずかに1・5しかない。頼れるルーキーにかかる期待は大きい。ここまで7勝と好調を維持する金刃が先陣を切り、勢いをつける。
参照元:スポーツ報知
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