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今季出場なしに終わったオリックスの清原和博内野手(40)が10日、京セラドーム大阪で契約更改に臨み、今季の2億円から減額制限を超える45%減の1億1000万円プラス出来高でサインした。開幕ベンチを目標に掲げ「試合に出られない時は、若い投手が胸元に投げられるように、ベンチで体を鍛えておきたい」と乱闘要員に名乗りを上げた。
顔回りがシャープになった清原が白い歯を見せた。「今年は乱闘で戦力になれなかったんで」今年7月に左ひざ軟骨移植手術を受け、松葉づえが外れるまでに3か月を要した。手探りで復活への道のりを歩むだけに、まずチームへの恩返しが先になる。下交渉で提示されていた9000万円ダウンを「当然のことです」と20分で一発サイン。すでに心はグラウンドでの大暴れに向かっていた。
この日、契約更改の前に手術以来初めてジョギングを行った。医師から指示された20キロダイエットも敢行中で、8月の120キロから10キロ減に成功した。5歳になる長男が、「負けるな」と書いた紙を自宅の部屋に張ってある。2歳の二男も、パパに抱っこをせがまなくなった。「家族の支えが励み。自問自答の時間が長かっただけに、悔いのないシーズンにしたい」球史に残るスターは、最後の花火を打ち上げるまで戦い抜く。
◆「ひざに優しい」ハワイで自主トレ 清原は来年1月はハワイで自主トレを行う。今年は米フェニックスで行ったが「寒かった」と気に入らなかった様子で「ハワイなら芝生もあるし砂浜もあって、ひざに優しい」と説明。同地は毎年12月に名球会で訪れており、イベントの合間に練習したこともある。中村球団本部長は「キャンプに一緒に行くかどうかは自主トレ中に判断する」と話し、ひざの状態によっては宮古島(1軍)、高知(2軍)以外で単独キャンプを行う可能性も示唆した。
参照元:スポーツ報知