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パイレーツのニール・ハンティントンGM(39)が20日、桑田真澄投手(39)と今後の去就について近日中に会談すると決めた。同GMは右腕にマイナーでプレーする意思があるかを確認し、今後の球団決定の材料にする。プロ23年目のベテランは「マイナー開幕でも、もちろんやります」と、開幕メジャーが果たせなくても現役続行する意思を明らかにした。
敵地でのフィリーズ戦だったこの日、桑田に出番はなかった。今キャンプ5度目のブルペン待機。「僕はいつでもどこでも、言われた時に投げます」と、ひと言も文句を口にはしなかった。
ここまでオープン戦5試合で5イニングを投げ、5安打2四球3三振1失点。ハンティントンGMは驚きを隠さない。「想像以上のものを見せてくれている。決して低い期待をしていたわけじゃないが、(昨年9月に手術を受けた)右足首が順調に回復していた」。だからこそ、間近に迫る開幕メンバー決定へ、大いに迷っているのだ。
そこで“個人面談”すると決めた。「マイナーで投げる意思があるかを確認したい」桑田を開幕メジャー枠から外した場合を考え始めている同GMは、ベテランに敬意を払い、球団の最終決定前に本人の考えを聞きたいのだ。だが、桑田はすでに腹を決めていた。
「もちろん、マイナーでもやりますよ。心がもういい、と思うまでプレーします。人生、何が起こるかわからない。去年だって、僕が『行きたい』とダダをこねてメジャー昇格したわけじゃない。ベストを尽くしていれば自然に声はかかる」
40人枠外の桑田は厳しい立場にいる。次回は22日、マイナーの試合で今キャンプ初の2イニング登板に臨む。背番号18が開幕メジャーへヤマ場を迎える。
参照元:スポーツ報知